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クラウドワークスとランサーズ

 直接のご依頼もちらほらありますが、相変わらず受注本数の9割以上はクラウドワークスとランサーズ経由です。
 今日は、日ごろお世話になっているこの2サイトについて、私見と偏見を大いに交えながら書いてまいります。

1.掲載案件数

 新着お知らせを受け取っている感じ、圧倒的にクラウドワークスのほうが案件数多いと思うのですが、具体的にどれくらい違うのかな?と思って調べてみました。

2020年1月10日時点で募集されていた案件数で、
 クラウドワークス:66件(声優・ナレーション制作)
 ランサーズ:5件(声優・ナレーション・音声素材)

 やはり圧倒的。でもクラウドワークスも、同時に募集している案件数としてはこんなもんなんですね。ランサーズは「音声素材」も含むカテゴリなので、たまに作曲案件が紛れ込んできます。
 公開募集案件数ではクラウドワークスの方が断然多いですが、私の実績金額ベースではランサーズの方が稼げています。相性や巡り合わせもあると思いますが、なんとクラウドワークスの約4倍でした。何故だろう…後で考えます。

2.登録ナレーター(ライバル)数

 では、この少ないパイを、どれほどの人数で奪い合っているのでしょう。笑

2020年1月10日時点の検索結果で、
 クラウドワークス:415人?
 ランサーズ:232人

 クラウドワークスが「?」なのは、「ナレーター」とか「声優」というカテゴリーがないからです。(クラウドワークスさん、ナレーターは「かんたん在宅ワーカー」ではないので、ぜひカテゴリ作ってください)
 なので、全ワーカーをとりあえず「ナレーター」でフィルタして(検索結果1,000人以上)、最終ログイン日を30日以内にした結果が↑これです。プロフィール欄に「ナレーター」という言葉を使ったら全部ヒットしてるので、必ずしもナレーター業務をしているとは限りません。

 ランサーズ、案件数に対して登録者数多いなという感じはしますが、皆さん常時稼働しているわけではないですし、すでに継続案件をたくさん持ってて、新規で仕事を取りにいかない(公開案件に応募しない)人も多いと思いますので、絶望する数字ではないと思います。
 現に、3か月前に新規参入した私がわりと稼げてます

3.こまき、認定ランサーになる

 サイト経由で声のお仕事を始めて2か月足らずの頃、ランサーズから「認定ランサー認可のお知らせ」という恭しいメールをいただきました。何らかの審査に合格し「認定ランサー」になれたというのです。

認定ランサーとは、
・メッセージの返信率
・プロジェクト完了率
・評価
・報酬額
・プロフィール項目 が基準以上と認められた場合に認定されます。

 ただの称号なので、これで引かれる手数料が半分になったりしませんが有難く頂戴しました。認定が継続するかどうかは毎月審査されていて、基準以下になると外されます。何らかの項目が下回りそうになると「気をつけなはれや!」というメールも来ます。笑

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4.ランサーズの方が企業の案件が多い?

 何の根拠もありませんが、私が受注したお仕事ベースでも公開案件を見ている感じでも、↑そんな気がしています。サイトの見た目も、ランサーズは「お仕事!」って感じですが、クラウドワークスは「スキマ時間活用♪」みたいな感じが。(そんなことない?
 登録しているワーカーも、クラウドワークスの方が気軽に登録している人が多いというか「声優目指してます♪ナレーションやってみたいです♪」みたいな人が多い気がします。

5.「認定ランサー」の威力?

 クラウドワークスではほぼないのですが、ランサーズでは完全な新規クライアントから突然、直接依頼をいただけることがあります
 更には、私からは応募していない公開中案件で他に数名応募している方がいらっしゃるのに、「お願いできませんか?」とご連絡いただいたこともありました。(イメージが合わなかったのでしょうか…
 そんな時、「なぜ私に??」と考えると、やはり「認定ランサー」という目印が強いのかなと思います。私の場合、プロフィール欄に惜しげもなくサンプルURLを貼り付けている(意外と貼ってない方も多い・紹介営業してる人なのかな)ので、問い合わせることなく声のイメージを確認できる、というのも強いと思っています。

6.私はランサーズが好き。でもクラウドワークスもやめない。

 「クラウドワーカー ワーカーエクスペリエンスチーム」なるアカウント様からスキしていただいたことがあるのに、こんなこと言ってごめんなさい。
 なぜランサーズが好きなのか。稼げているから、だけではない。(もちろんそれは重要!とっても大切!)

報酬金額の計算が分かりやすいの!

以下、ダレトクの解説が続きます。

クラウドワークス:
「提示金額」+消費税10%ーシステム利用料20%ーシステム利用料の消費税=「手取り報酬額」
ランサーズ:
「提示金額」+消費税10%=「手取り報酬額」(ぱぁぁ!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 クラウドワークスの計算式解明するまでに、私すごい時間かかりました。(ガイドページにちゃんと載ってる)

 どちらのサイトも、「私はこの仕事をXX円でできます」という金額を入力する欄があるのですが、

同じ「1,000円」を入力しても、
 クラウドワークスの手取り報酬金額:858円
 ランサーズの手取り報酬金額:1,100円

 となるので、クラウドワークスでランサーズ同様の手取り金額を受け取りたいと思ったら場合、提示金額にもう少し多い金額を入力しないと、ぴったりなりません。ぴったりさせるための係数まで編み出しました。
 それが、なんか嫌なのです!
 私は1,000円で仕事したいのであって、858円で仕事したいのではない!(注:金額はフィクションです)

 ちなみに、クラウドワークスもランサーズも、システム利用料は概ね同一(20%)です。(概ねというのは、ランサーズでは報酬単価が高い案件では利用料が下がるからですが、私は1件10万を超えるような声のお仕事をしたことないので関係ありません…。)

 クラウドワークス:ワーカーの提示金額からシステム利用料を引く。
 ランサーズ:ワーカーの提示金額にシステム利用料が上乗せされてクライアントが支払う。

 なのでクライアントの支払額ベースだと、クラウドワークスの方が安く上がるんですね。クラウドワークスにお気軽案件・低単価案件が多いのは、そういうところも関係しているかも。

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 いろいろ書きましたが、声のお仕事記念すべき初案件はクラウドワークスでしたし、たまに好案件が現れる便利なプラットフォームですので、これからも使います。笑
 手数料引かれるのもったいないから全クライアントを直接契約に持ち込みたいとも思いません。報酬が支払われない心配をしなくていい、請求手続きとか入金確認とかしなくていいメリットはあります。

 3000文字近く書いたこの記事の結論ですが、…お仕事のお問い合わせはこちらへ!♡
 narrator.komaki@gmail.com

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