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リン酸少なめで

今日のお話は、肥料のお話です!


一般的に花用の肥料というと、その中の栄養成分の比率が、窒素、リン酸、カリの中でリン酸が高くなっているものがほとんどだと思います。

観葉植物ようになると、この3成分が、均一なものが多いと思います。

そうなんです、花をたくさんつけるには、リン酸がたくさんあった方がいいよ〜、というのが一般的な説ではあるのです。

ところがどっこい、これに異論を唱えたいのが、わたくしでございます!

もともと、いまの園芸品種は、肥料でリン酸を多くしてあげないと花が咲かない、なんてことはないのです。

そして、、、、そんなにリン酸はいらんとです。

もう一度、重要なことなので、復唱しましょう〜、

そんなにリン酸はいらんとです!


リン酸は少なくして、カリをむしろ増やしてあげたほうが、植物が丈夫に育つのです。


なので、今、ナラフラで使っている肥料というのは、窒素、リン酸、カリの成分比で、リン酸の量が少ないという仕様なのです。


こういったリン酸少なめの肥料って、ホームセンターではなかなか売っていないかったりします。


どんな肥料を使ったらいいですか〜??

と、言われた時に、普通に手に入る肥料で、これがいいですよ〜、というのがなかったのです。


ちなみに、私が生産で使っている肥料というのが、ポリウレタン樹脂でコーティングされた被覆肥料というタイプで、土の上にパラパラとまくと、大体70~80日くらい効果が続きます。

ゆっくり溶け出していくので、もちろん土と混ぜて、元肥としても使えます。


元肥として使う場合は、混ぜたらすぐにその土は使い切ってしまう、というのもポイントになります。


ちなみに、ナラフラで使っているプロ仕様の液体肥料も、リン酸少なめで、カリが多い成分比です。

そんな液肥も一般むけのものがないのが、ちょっと残念ですが、花がよく咲く植物であれば、迷ったら観葉植物用の液肥を使うとよいかと思います!


観葉植物用は、リン酸分が花用タイプよりも少ないので!

ちなみに、、、

一般的なホームセンターなどで手に入る液肥であれば、微粉ハイポネックスというのが、おすすめでございます!

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植物の株を丈夫にするカリ成分多くて、また、微量要素として含まれるカルシウムの働きにより強健な植物に育つようになります。

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水にうすめた時に出る少量の残留物は、主にリンサン成分とカルシウム成分になります。

これらの成分は水では溶けませんが、根から出る酸や微生物の働きによって、ゆっくりと効く緩効性の肥料成分になりますので、水と一緒ににごった状態で株元に与えると無駄なく植物にとって栄養になりますので、ご安心を。

ということで、肥料のお話でした!

ではでは!

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