音楽生成AIを使った関連曲―流動小説『無題(2)―全』の一節に基づく(その1)―
以下の作品の一部を、音楽生成AIで自動作曲したものの、一例を紹介する。(その1)
使用した音楽生成サービスとして、webサービス『Suno』(https://www.suno.ai/)を利用した。
Custom Modeで「Style of Music」と「Lyrics」を入力して生成する。
次の部分を歌詞とし、jazz風、pianoとして、生成した。
(実際は、出だしはジャズっぽいが、歌の部分はジャズっぽくない((中期以降の)マイルス・デイヴィス流の、何でもジャズ、という考えからすれば、どうでも良いのだろうが。)
***********Lyrics************************************
月は程なく入る汐の
煙り満ち来る小松原
急ぐとすれど振袖の
びらり華鬘のふわふわと
しどけ形ふりアアはずかしや
広縁を結ぶの権化ならで
雄花の御山へばか正直参り
味な賤業婦と人っ子ごとに
笑わば笑え鶴
貴殿と寝る夜の後朝を
思えば憎や
暁の
小鼓も折れよ
さりとては
さりとては
流し場の胴締め堰きとめて
恋をする相手方は浜辺の河原鳩
夜ごと夜ごとに総裏しぼる
しょんがえ
可愛い可愛いとひきしめて
しょんがえ
交わす陶枕のかねごとも
田の面に落つる候鳥の声
ただわれをのみ追い来るかと
ネービーなきカーステレオを
恨みしも
その罪科の数々を
よめども尽きじ
割り栗石路を
急ぐ心は花早き
道成寺にこそ着きにけれ
道成寺にこそ着きにけれ
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以下が、生成された音楽である。
第二場:
月は程なく入る汐の/プロトタイプ(その1)
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