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2022年4月の記事一覧
和尚の語源について: 豊嶋山 道場寺の境内にて
「なりっちの読み合うラジオ」(新Lecture RADIO) YAR006 2022.4.16 和尚の語源について:豊嶋山 道場寺(練馬区) 境内にて *写真は、道場寺の三重塔(筆者撮影) 聴く:RADIO(11分00秒) https://note.com/narisen2017/n/nb563491bb0ce 読む・観る:Web Site(Facebookより) ・和尚の語源(サンクリット語/):ウパーヤージャーで「師匠」「先生」を意味する。 ご住職は “Translator”だとおっしゃった。 ・この“Translator”発言に痛く共感・共鳴・共振してしまった。 研究-実践者を越えて、「並進者(Mutual translator)」としての現在。 ・なぜならば、ここ数年、語源に立ち返ることの多い日々を過ごしてきた。例えば、Educationの訳語「教育」のままでよいのか、この訳語には、ラテン語の語源(引き出す・養う)を置き忘れてしまったのではないか、今そのリハビリ(rehabilitation;復権)が必要なのではないか。Educationとは、「多様な境界や限界を超える問いと学びと気づきを、共に引き出し養う試み」のことであり、人と人との関係性のもと行われる「涵養/教育」(成田,2022)と、その営みの土台としての天地・自然の「化育」(南方熊楠,羽仁もと子)を視野に入れていきたい。 ・具体的には、自由学園やESD/SDGs実践校で、教授・指導する者や支援・援助する者を超えて、共に並び進む者「相互翻訳/並進者(Mutual translator)」ではないか、考えるようになった。 ・2022.4.16 の道場寺の樹々とその一角に立つわたくし https://www.facebook.com/kiichiro.narita.5/posts/5004677612948509