かやぶきゴンジロウ②と安西農園
(と)... たくぜん・とう。卓然・鄧。
(な)... なりさ・すずき。捺梨沙・鈴木。
(け)... けいた・ささき。奎太・佐々木。
今回の書き手は(な)です!
このnoteは👇
の続きです🙋♀️
時はさかのぼること、2021年2月18日&19日。
この回では
1⃣かやぶきゴンジロウでの出来事(2月18日)
2⃣安西農園での出来事(2月19日)
を綴っていきます!
🌽🌽🌽
1⃣かやぶきゴンジロウでの出来事(2月18日)
まず、「かやぶきゴンジロウ」とは何かについて話さないと始まらない。
敷地内入り口に厳かに掲げられた看板には『かつて茅葺き屋根の集落であった面影を残す唯一の民家。多くの人の手による協働作業の中で、長期的な計画をもとに少しずつ手入れをしています。その風景が、やがて里山の一部になることを目指して、茅の葺き替え、建物の改修、パーティーなどの開催をしています。』・・・とある。これはあとここにかかわるひとたちに伺って知ったことだが、東京大学や千葉大学で教授をする岡部明子先生(リンク貼りたい)を師とする学生や地域住民が集ってこの場所を建築や地域文化にまつわる様々な実験室のように活用しているということである。
どどん!正面からはこの趣。
おそるおそる中へ入っていくと、ぷうんといい香り。こりゃカレーだ!とはやる気持ちをおさえつつ、すでに作業されている皆さんとはじめましてのご挨拶。館山に移住してきている人がいれば、ずっと館山で仕事をしている職人さんも、学生も、それぞれが背景を持ってここに集まっていた。
一年間のうち今の時期だけ『茅の葺き替え』作業を行っているのだという。
「貴重な体験だぞ~」と言われるも、”カヤノフキカエ”がなんたるかをまったく想像できない我々。戦々恐々としつつ、作業開始です。
まず初めに教わったのは、『紐のむすびかた』でした。
紐のむすびかた?あら簡単そう。なんて思うことなかれ。これがかなりむずかしかった。
主に教わったのは二種類、【おとこむすび】と【とっくりむすび】。はじめて聞いた方も多いのではないかと思うので図解を載せると・・・
(おとこむすび。ロープ同士を繋ぐ結び方で、強度が強く、結びやすくて解けにくい。出典リンク)
(とっくりむすび。徳利(とっくり)を吊るすときに使われていたから、とっくりむすび。出典リンク)
・・・いやムズカシイ!!!
なんどもなんども練習して、ようやく(多分?)習得したころ合いで、
ついに屋根へ!
ベテランの職人さん方に懇切丁寧な教えを受けながら、初めての茅葺き作業に没頭しました。
屋根の上にのぼってごきげんの(け)と(と)
大学を卒業して大工さんになるゆうとくんと(な)。
ひたすらにがんばる(と)(け)(な)。
この作業、素手で行う(!)ため血だらけになることも少なくないそうだ。
年に一度、地域の人たちが一家に集まってする茅の葺き替えは、地域住民同士のつながりを維持するための大切な場であったという。今はもう葺き替えができる人が減ったり、家自体がコンクリート住宅ばかりになったりして、失われつつある文化だ。きっと「かやぶきゴンジロウ」は茅の文化を守る場としても今後も大切にされるのだろう。大切にしていきたい。
夕方には南房総には珍しい雹(ひょう)が降って、作業をおわりにしました。
おわりに記念撮影をぱしゃり。(これ、上では「やべえ」「高すぎる」「ねえ動かないで?」など大騒ぎ。高所にビビりな(け)(と)(な)でした)
夜ごはんもご馳走になって・・・
いろりでしっぽり酒・・・(最高)
そして肉の塊の香味丸焼きを・・・ゴクリ((最高))
至れり尽くせり・・・大変お世話になりました。
またきっとお邪魔します。
さて、次の日は、農作業だ!
2⃣安西農園での出来事(2月19日)
二日目は安西農園に行きました。
どどん!
どどどどどん!
待ち受けるは、
神戸レタスの大群でした!!!
神戸レタスとは・・・千葉県で生産されたブランドのレタスです。房総半島の館山の中でも神戸地区で採れたレタスのみがつけられる名称となっています。冬が一番みずみずしく美味しく、そのまま食べてもシャキシャキとして美味しいです。(じゃらんHPより)
神戸レタスを出荷するために、
1、収穫して
2、「株切り」をして
3、包装する
今日中に出荷する数、なんと【200個!!!!!】(超多い)
安西農園チーム総出でとっかかります。
畑の畝(うね)と畝の間をはしるこの手押し車↑(通称:「便利カー」w)に収穫したレタスをやさしく詰めて載せて、運んで、トラックへ・・・そしてまた戻って・・・の繰り返し。慣れない我々、すぐに腰がぎっちぎちになってくるがレタスは続くよどこまでも・・・・・・
あと100個だ、あと50、あと、あ、これで最後!!!ってなったのが、日暮れちょっと前でした。
いつもお世話になっている坂本兄さんとやぎさんと夕暮れ。
同時進行で進んでいたのがレタスの株切り。
安西さんのお母さんに丁寧に教えてもらって、レタスの皮を数枚剥いて、包丁で株を切り落とす。ひたすらひたすら、丁寧に。うまくできなくても「最初のころはみんなそう、わたしだってそうだったから」と何度も言ってくださる安西さんのお母さん。教える人の鏡のような人。おかげで卑屈にならず、根気強く向き合うことができました。
途中、強風で倒れた大量の竹ひご(これも手作り)をみんなで拾って、使えるものと使えないものとに分別して、使えないものを燃やしがてら、夜は焚火をしました。
ああなんていい時間。うれしそうな(け)。
坂本さんと、(な。
(け)がコーヒーを淹れてくれて、コーヒーでお疲れ様の乾杯をしました。
おわりに
そうそうお待ちかね!この時(2021年2月19日時点)とうもろこしは
このくらいに育っていました。
おおきくなあれ!!!
あとね、安西農園の直売所「百笑園」さんに私たちが安西さんに贈ったものが飾ってあって、すっごくうれしかった。
今回はここまで!
読んでくれてありがとうございます。
感想、お待ちしてます😆😆😆
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