見出し画像

10万円、丁寧な使い方

給付金の使い道決まりましたか?
私は使い道を考え始めたら頭の中がグルグル・・・
今回は、お金の丁寧な使い方を考えます。

給付金の申請書が届いた

「給付金」の文字を見た時、不思議な感覚になりました。
社会に出てから、お金=労働の対価だったからです。

みんなが一生懸命稼ぐお金
欲しいものと交換できるお金
現金や電子マネー

お金の意味を知って大切に使いたい。
気づけば検索してました。お金とは、通貨とは、価値とは・・・


「お金が欲しい」ってなんで?

お金の意味を知る上で、歴史を調べました。私たちが、当たり前に使っているお金。歴史とともに「お金が欲しい」の正体を見極めます。

1.【物々交換】”交換”の始まり
物々交換をすると欲しいモノが手に入ります。ただ、この仕組みはとっても効率が悪い。野菜が欲しい猟師は、肉が欲しい農家を探す必要があるからです。

2.【価値を仲介】”価値をはかる”の始まり
交換の効率を良くするため、肉や野菜を”みんなが欲しいモノ”に交換しておくようになりました。日本では、稲や布でした。肉や野菜が取れたら、とりあえず稲や布に交換する。すると、市場で欲しいものがいつでも手に入るようになりました。

3.【硬貨】”貯める”の始まり
みんなが欲しいモノは、時代と共に貴重なモノに置き換わります。金属が価値を仲介するようになりました。貨幣の誕生です。
金属(硬貨)は劣化しません。貯められるようになったんです。貯められると、価値の大きなモノとも交換できます。つまり、欲しい物がなんでも手に入るようになります。
こうしてお金は「交換・はかる・貯める」という役割を持ちました。

私たちの「お金が欲しい」という気持ち。
少しだけ正体が見えてきました!

お金が欲しい = 欲しいモノがいつでも・なんでも手に入る状態になりたい


お金で手に入るモノ

「欲しいモノをいつでも・なんでも手に入れたい」という気持ちが金を生みました。
では、これは正しいでしょうか?

”お金がある=欲しいモノがいつでも・なんでも手に入る”

絶対ではないですよね。お金で直接手に入るモノは、物やサービスだけです。


10万円、丁寧な使い方

私が欲しいモノは、”嬉しい”や”満足”などの感情が動く体験です。直接お金では買えません。感情は、物やサービスを通して手に入れるモノです。
この視点で見ると、世界には感情が動くモノであふれています。作り手の想いが見えるものほど、キラキラして見えます。

給付金の使い道は、まだ迷っています。
誰よりも愛着が持てるモノかもしれません。
家族や恋人と共感できるモノかもしれません。
もっと大勢とつながれるモノかもしれません。
でも、使い方(基準)は決まりました。

10万円分の物やサービスで、どれだけ”感情が動く体験”ができるか。

私はこうして10万円の丁寧な使い方を見つけました。



参考



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?