Google Classroomをフル活用されている先生と話しました。

昨日、Google Classroomをフル活用されている小学校の先生と話をさせていただきました。

実際の様子も見せていただいたのですが、感想を一言でまとめると

すげえ。

このすごさを言語化できないのが悔しいのですが、なんとかしてみると

■Google Classroomで、学習を進める流れができている。

(小学生のうち、高学年なら、子どもだけで学習ができる)

※基本、スライドを見ながら学習を進めるスタイル

例 

国語…新出漢字(10分)→スライドを見ながら教科書を読んだり書き込んだりする。

算数…スライドを見ながら、学習を進める。

(復習問題は、Google Formで作成)

■遊び心がある

(先生の分身っぽいキャラクターが登場し、吹き出しで説明をしたりくすっと笑えるコメントをしたりする)

■すべてのスライドを自作している。※

(動画を入れたり、写真を入れたり、説明を加えたりして、学習がスライドを見れば進められるようになっている)

※このスライド作成に、圧倒的な時間を使っていることが分かります。1時間分の授業で、ある日の国語だと30枚のスライドが作られています。

なので、一週間分だと

30枚×5日分=150枚のスライドを作ることになります。

しかも、

教科は国語、算数、理科、社会、など。

もちろんスライドの枚数が少なくても大丈夫な教科もあるようですが、このスライド作成がきつい、と話していました。

この学習スタイルの課題は?

これを聞いてみると、

「小学1-4年生ぐらいは、保護者のサポートがないと、学習が進められない」

ということでした。

これは、今後、オンライン学習を導入するようになったとき、すべての家庭で起こりうることだと思います。

これから、ぼくがすることは?

今までの活動と並行して、

Google Classroomで、実際の学習を作ってみる

これが必要だと、痛感しました。

例えば、

■Google スライドで学習を進める資料を作る。

(これを見ながら学習を進めてね、というもの。パワーポイントより、機能がかぎられているらしい)

これを毎回自分で作るのか、すでにあるものを活用するのかは、検討の余地あり。

■Google フォームで復習テストの作成(どれだけ理解しているか、わかるように。)

今後、教員に求められる能力

■学習を進めるプスライドを作る力。(授業の動画を作る力)

(あと1年すれば、多くの実践例が共有されて、それを使うようになると思います。ただ、今から1年間は、自作する力も求められるかなと。総合的な学習のように、学校によって課題がちがうものもありますし。理想は各教科書会社が動画を作ってくれること)

アメリカの一部の公立小学校では、教科書会社が作った動画を見て、学習を進めているとか。

また、学習プリントを作る力と言い換えることもできます。ただし、市内で統一したプリントが配布されているところがあるように、市内で統一したスライドを使って学習を進めてね、となる可能性も。

(個人的な見解ですので、組織の見解ではありません。)

そうなれば、このスライド作成の能力は必須ではなくなる。

■Google formかなにかで、確認テストを作る力(これも、しばらくは自作が必要。ただし、これも実践例がシェアされていくはず。)

■子どもたちの提出した課題にコメントしたり、子どもたちからの質問に答えたり、励ましたりする力。

(→今後、休校が1年単位で続けば、この力がより求められるようになるはず)

と、ここまで書いていて、これから教員に求められる力がまだ整理しきれていないなーと思いました。

なので、また、整理します。

とりあえず、

■子どもとオンライン上でつながるスキルは必須

■各教科書会社が授業の動画を作成するまでは、教員が作ろうね。

ということは言えるかなと思います。

今日はこのあたりで。









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