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イクメンパパは、一刻も早くドヤ顔をした方がいい。
全国のイクメンパパへ、
一刻も早く、ドヤ顔をしてください。
「おれ、育児やってます」と。
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▼まずは、子育てしてます!と言えるレベルまで
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昔の僕に言いたいのですが、
僕は、お世辞にも、家事や育児をしているとは言えませんでした。
・平日は朝早くから、夜遅くまで仕事。
・土日も持ち帰りの仕事か、疲れ果てて寝ている。
子育ての全ては妻にお任せでした。
ただ、そんな僕が育休を取り、子育てに関わるようになって、こう思うようになりました。
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▼おれ、育児やってんじゃん(ドヤッ)
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たしかに、朝、子どもが起きる前と、夜の9時以降は自分のことをしていたものの、
それ以外の時間は、子育てや家のことにフルコミットしていました。
・幼稚園にも連れて行くし
・家の掃除も買い物も行くし
・下の子のオムツも替えるし
・離乳食も食べさせるし
一人で赤ちゃんの世話をして、妻に別の用事を頼むこともできるようになりました。
そんな、子育てに貢献しまくっていると思っていたある日、子どもを病院に連れて行く機会がありました。
(咳がひどかったのです)
そこで、
妻に言われた通り、3歳の息子を病院に連れて行き、お医者さんに処方箋をもらって、お薬をもらって家に帰りました。
「行ってきたよー!」
すると、
「ありがとう」
の一言でももらえるかな、と思っていた矢先、
「あれ?咳を止めるパッチンシールが入ってないよ?」と妻から言われました。
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▼頼まないと、処方箋を書いてもらえないお薬もある
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妻は今まで、何十回と子どもを病院に連れて行っています。
なので、我が子の病気の状態をよく知っています。
そして、咳がひどい時は、パッチンシールの薬をもらうこととか、
熱が下がらない時は、座薬(ざやく)を多めにもらっておくこととか、
なんとなく、知っていることがあります。
僕は、この時、初めて思いました。
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▼手を動かすことだけが、育児じゃない
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このとき、息子を病人に連れて行った(手を動かした)のは僕ですが、
実は、ただ連れて行けばいいだけじゃなく、考える育児をする必要があったのです。
(息子がいつもプラスでもらっているお薬を、行くたびにお願いする、とか)
なので、この日から僕は、
妻の、
考える育児
に注目するようになりました。
すると、
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▼自分の出来ていないところが目につくようになりました
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たしかに子育てのスキルは上がっていたものの、
病院に子どもを連れて行っただけで、
「子育てしているおれ、ドヤッ」
と思っていた昔の僕は、急に恥ずかしくなってきました。
そして、こう思うようになりました。
子どもの面倒を見たり、子どもの世話をしたりしているだけで、イクメンを名乗るなよ自分、と。
逆に言うと、
家事や育児の能力がメキメキ上がってきたからこそ、見えてきた世界がありました。
イクメンパパとして見える世界が広がったからこそ、自分の至らなさに、気づくことができるようになりました。
なので、
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▼ドヤる→へこむ→感謝する
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全国のイクメンパパへ、早くドヤ顔をしてください。と冒頭でお伝えしたのは、
早く、「俺、子育てやってます」
と言える段階まで行って欲しいなぁと思うからです。
そして、子育ての能力が上がった(と思った)段階で、妻の、
考える育児
に注目していただきたいのです。すると、今まで見えなかった妻の行動や考えていることの偉大さに気づき、
モーレツな感謝の気持ちが湧いてくるはずです。
(僕はそうでした。)
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▼全国のイクメンパパへ。
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一刻も早くドヤッていきましょう。
次に、
一刻も早く→へこみましょう。(そして、絶望してください。妻のやっていることを知って。)
最後に、感謝しましょう。
ここまでくれば、もう僕が言えることはありません。一緒にお酒を飲みましょう。
同志として。。
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