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#2 今ここ自分

ラクロス部で掲げられていた言葉の一つ。
大学生の時から好きだった言葉だが、社会人になりこの言葉の価値を改めて感じている。

ただ、この言葉が好きだと言いつつも、自分はこれまでの人生では未来のことを憂いたり過去を悔いたりして落ち込むことが何度もある。でもやっぱり大事なのは「今、ここ、自分」でしかない。

自分はこの言葉をこのように解釈している。
今:過去も未来も変えられない、変えられる今に集中しろ
ここ:与えられた環境に不満をいう暇があるなら、今ある環境、状況のなかで全力を尽くせ
自分:比較対象は他人ではない。昨日の自分と向き合い続けろ


もちろん未来を考えること、理想や目標を立てることもめちゃくちゃ重要だけど、結局そこに辿り着けるかどうかは、その時その時の「今」をどれだけ全力で積み上げられるかにかかっているのは間違いない。

稲森和夫さんの『生き方』という本にこのような言葉があった。

一度きりの人生を「ど」がつくほど真摯に真剣に生き抜いていく。そのような愚直な生き様を継続することは、平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させる。

物事をうまくこなすことや要領よくスマートにやることは得意じゃない。「俺って不器用にコツコツやることしかできねえな、、」と思ったこともこれまでの人生で何度もあった。
けどそれでいい。その積み重ねを極めることに集中する。

また、この本には「何のために頑張って働くんだろうか?」という自分では解決できなかった問いの答えになりうる言葉もあった。

労働には、欲望に打ち勝ち、心を磨き、人間性をつくっていくという効果がある。

人間の生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を練磨することにある。
私には人間として正しいことを追求するという、単純な、しかし力強い指針があった。

「人間として正しいこと」を愚直に毎日を全力で生きることで、人格を形成していく。平たく言えば、美しくカッコイイ人間性を追求し続けることに生きる意味があるだろう。ってこと。
正直自分にはビッグな人間になりたいとか、大金持ちになりたいみたいな夢がない。将来もなんも見えてない。
でも、このような考え方で生きていけば、今の自分になかなか満足いかなくても、結果が伴わなくても常にやるべきことはシンプルになる。

とはいえ、デカい夢掲げて生きてる人を見るとかっけえなーって思う。毎日自分と向き合う時間を継続して作り続けて、自分が向かいたい方向性も定めていきたい。

研修も残り1ヶ月で、7月からはいよいよ本当のお客様と接点を持つことになる。
愚直に頑張り合える仲間がたくさんいるこの環境に感謝しながら、やるべきことはシンプルに、今を全力で取り組んでいこうと思う。

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