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1歳になる愛犬が心臓病になった

我が家には、2022年1月10日に生まれ、3月から一緒に暮らしてきたフレンチブルドッグがいます。
名前は「ソウリ」です。

フレブルは生まれつき、鼻の穴・喉・気管が他の犬種と比べて狭い為、短頭種軌道症候群という呼吸困難に陥りやすい犬種なのですが、ソウリは1歳になるまでに目立った症状が現れることなく健やかに育っていました。

そんなソウリが、2022年11月頃から徐々に散歩中に長く止まるようになり、長い時は10分程動かなくなる時もありました。散歩中に止まることは、7-8月頃からあったと思います。

主治医からは、「足が痛いことや呼吸が苦しくて止まる場合はあるが、どちらも明確な症状が無いのであれば、性格なのかもしれません」と教えて頂き、
私たちとしてもそこに納得があり、いろんな事に興味があり目の前の風景に対して思慮深かく分析するような不思議な性格の子なのかな?とも思っていました。今考えたら非論理的だったなと。

翌年1月に定期検診に訪れた時に主治医が「目の充血」の異常に気付き、すぐに二次診療の眼科受診に向けて準備が始まりました。
翌週、二次診療前の全身検査で主治医が「血液の異常なドロドロ」に気付き血液検査を深掘りした結果、ソウリの本当の病態が明らかになりました。

告げられたのは以下

  • 先天性心疾患の心室中隔欠損症

  • 右→左短絡の疑い

  • 肺高血圧症の疑い

  • 二次性多血症

この時点で主治医の判断で、赤血球の割合が83%を超えており、血栓ができる恐れがあったため、瀉血と点滴の処置を行なってもらいました。

その2日後、病態を確定させに行くために、二次診療の緊急予約枠が取り、一次診療よりも鮮明に判断できるエコーと、動脈の血液検査をし、右→左短絡の確定とそれによる肺高血圧症の確定の診断に至りました。

この2週間で起こった我が家のストーリー。
ソウリと同じ病態と原因の症例や論文が無いとのことで、やってみないと分からないことが多い状態です。

少しでも動物医療関係の方にこの情報が届き、解決策を知っている方と繋がれることを期待し、noteで発信し始めることとしました。

これから、定期的にソウリの体の変化を書いていきたいと思います。

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