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クモ膜下出血 発症日

2020年といえば、世界中がコロナウイルスに翻弄され、日本では総理大臣が安倍さんから菅さんに変わり、東京オリンピックが延期された年です。
そんな記憶に残る年のある日………私は、突然の激しい頭痛に襲われました。
何の前触れもなく、本当に突然…

とっさに、「脳出血」を疑い、すぐに救急車を呼びました。

その後、親に連絡をし、「頭が痛いこと」、「救急車を呼んだこと」を、伝えました。
救急車が到着するまでの間、親は、私が気を失わないように、電話越しにずっと話しかけてくれました。

しばらくすると、遠くからサイレンの音が聞こえ、救急車が到着しました。

救急車の後方のドアが開き、そこから歩いて救急車に乗り込みました。
そこには担架があり、その上に横たわりました。
そこで、救急隊員に頭痛のことを伝えました。
また、電話を切らなくても良いと許可をもらい、スピーカーに切り替えました。
その後、搬送先の病院が決まり、病院名を電話に向かって伝えた後から記憶がありません。

病院に向かう道中の救急車内で嘔吐をしたそうです。
これも記憶にないです。
脳卒中の超急性期には、嘔吐することがあります。
これは、小林先生の著書にも書かれておりますので、是非ご一読ください。



さて、病院に到着してからの私は、かなり暴れたみたいで、男性スタッフが5人がかりで抑えたそうです。


その後、検査などをし、朝7時ごろから手術を受けました。
約8時間にもおよぶ大手術で、無事に一命を取り留めました。

当時の執刀医の先生には感謝です🙇‍♂️



一命は取り留めたものの、まだまだ動けずに居ました。ベッドでの生活で、移動は車椅子。トイレにも行けず、オムツを履いていました。

左足がダラ〜ンとなっており、つま先が上がらない状態でした。
リハビリでは、「足のすねの筋肉(前脛骨筋)を動かす訓練」と、「歩行訓練」が記憶に残っています。


さて、そんな状態で…どうやって生きていくのでしょうか…



つづく…

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