理由なんかなくても… / POOLO2期 卒業制作
この1年、私が夢中になったコミュニティの話をしようと思います。
そう、POOLO。
POOLOに入って、あっという間に1年が経ち、卒業の時が来てしまいました。
POOLOとの出会い
私がPOOLOと出会ったのは2年前の夏。
人生の岐路に立って、「自分って価値ってなんだろう…」と本気で迷走していた時。
「もっと価値のあることをしろ。」
「世の中はそんなに甘くない。」
正論なのかもしれない言葉たちに、どんどん暗闇に落とされ、もうよくわからなかった。
そんな時、見かけたのだ。
旅の経験を社会に還元する。
なんだこりゃ。こんなことを大まじめに言う大人がいるのか、と嬉しくなった。そして、とても興味が湧いた。どんな人がいるのだろう、と。
ただ人生というのはおもしろいもので、ちょうどPOOLOに出会ったタイミングで香港にインターンに行くことが決まった。当時のPOOLO(POOLO1期)はオフラインでの開催だったため、「これも運命だ。2期があったら絶対に応募しよう。」とその時は応募を見送った。
そして次の年に再びPOOLO2期生募集の文字を見た時、迷わずに応募した。
はじまり
POOLOの入学は、ワクワクのはじまりだった。
初めてのオンラインコミュニティ。100人以上が参加するオンラインイベントなんて初めて見た。
8月、9月はほぼ毎日メンバーと1on1をした。オンラインでもオフラインでもとにかくPOOLOの人には会いまくった。
POOLOの人は不思議で、初めて会うのに昔からの友人のように打ち解けられた。日に日にPOOLOが大好きに、どんどん夢中になっていった。
自分にとってのPOOLO
「会いたい」
「やってみたい」
「食べたい」
「行ってみたい」
POOLOはそんな感情がフツフツと湧いてきて、それを実現させてくれる場所だった。
すごくポジティブで大胆に行動できるタイプに思われがちだけど、実際は心配性で色んなことが気になってしまう私にとって、周りの後押しや「私もやってみたい〜」という声は温かくて、とても安心できる環境だった。
私にとってのPOOLOは、いつも背中にいて、前進させてくれる。そんな存在だった。
POOLOで気づいたこと
POOLOに入って、純粋に自分の感情に素直に行動するように心がけたことで改めて気づいた。
自分はとても直感的な人間である。
と。
これを聞くと私を見たり知っている人は、「え、気づいてなかったの?!」と思うかもしれない。けど、違うのだ。私はいざ決断をするとなったとき、急に我に帰って感情を捨ててしまうのだ。
というのも、自分の感覚や感情にとにかく自信がなかった。感覚や感情なんて意味がない、価値がないと思い込んでいた。自分にとって1番の原動力で、自分にとって1番納得のできる理由なのに…
POOLOと過ごした1年間、100%自分の直感を信じて行動できたわけではない。まだ、弱い自分との熱い戦いが必要で、逃げてしまいたくなる時もある。
それでも、自分の直感に自信を持っていいのだと知り、自分の中にそれを落とし込むことができたおかげで、前の自分よりもずっと軽やかに生きている気がする。
それに案外過去を振り返ってみても、「あの時の自分頑張ったな!」と思えるのは直感を信じた時だな、と今更ながらに気づいたのだ。
おわり。という名のはじまり
POOLOと過ごした月日は、信じられないくらい濃〜い1年間になりました。大学生から社会人になる節目の時にふさわしく、素晴らしい1年であったと断言できます。2年前に出会い、1年前に勢いよくPOOLOに入った自分に拍手です。
そんな素敵な出会いと時間をくれたPOOLOの卒業制作はみなさんへのメッセージで締めくくりたいと思います。
<最後まで読んでくれた方へ>
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ここまで色々と書いてきましたが、POOLOを通して、私はありのままの自分を受け入れることができるようになったのだと思います。POOLOでたくさんの人と関わり、たくさんの人と話すことで、自分について知るだけでなく「裸」になった自分を愛するという姿勢を知ることができました。
「(ビジネスをする上での)ターゲットは、僕か。僕の愛する人か。」
(BY 小柳津林太郎さん)
講義の中でも特に印象に残ってる言葉です。シンプルだけど重たくて、かっこいい生き方だと、心に深く刺さりました。「〇〇だからやる」のではなく、「私がやりたいから、欲しいからやる」。人に説明する理由なんかなくてもいいのだと、思いました。
「自分がいいと思うか、どうか。」
この卒業制作を読んでくださった方が、何かを決める時に私の話を思い出して考えてみてくれたら嬉しいです。
<POOLOの運営のみなさま、講師のみなさまへ>
オンライン上でこんなに素敵なコミュニティを築けるなんて思ってなかったです。疑ってごめんなさい。
いろんな人の、いろんな生き様があって、そのどれもがキラキラと輝いていました。自分もこんな風に輝きたい、と夢中になって参加する講義がたくさんありました。
1人でも多くの人が、自分にとっての大切で有意義なコミュニティに出会えたらいいなと、心の底から思います。そのためにも、これからもずっと素敵なコミュニティ作りをしてください。私もぜひ参画したいです。
1年間、本当にありがとうございました。
<POOLO2期のみんなへ>
出会ってくれてありがとう。
いっぱい話を聞いてくれてありがとう。
いっぱい話をしてくれてありがとう。
こんな素敵な仲間に出会えるなんて思ってもなかった。
理由なんかない。私はみんなのことが大好きです。
これからも末長く、仲良くしてね。
2020.07.10 なり
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