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アフターコロナの「ローカルメディアの記事の作り方」

ライターのナリシゲ(@nari_104)です。
福岡県北九州市のローカルメディア「キタキュースタイル」を運営しています。

昨日「アフターコロナの「ローカルメディアの在り方」」という記事を書いたのですが、公開した直後にいろいろとひらめいたので、忘れないうちに記しておきます。

前述の「キタキュースタイル」の運営方針も、“コロナ後”の世界に最適化したいと思っています。

元々、今年は「北九州の“人”をクローズアップする」という方向性で、インタビュー記事に注力する予定でした。
年間20本~25本くらい書けたらいいなと。

……今考えると普通過ぎますね。
普通であることはもちろん悪いことではないのですが、本業(フリーライター)と並行して、

・月2本のインタビュー記事を
・ひとりで撮影と執筆をしながら
・一定のクオリティで出し続けられるか

と改めて考えてみると、ちょっと難しいんじゃなかろうかと。

記事の本数と制作体制を見直す必要性を感じました。

そこで考えました。

インタビュー記事をしっかりと作りこむ

前述の通り、これまでは、ひとりで撮影と執筆を行ってきました。
小規模な媒体でしたら、珍しいことでもないと思います。
まずは、この記事制作体制を変えたいと思います。

例えばこういう形。

例えば、カメラマンの方と一緒に取材に行く場合。

別に、カメラマンの方と取材に行くこと自体はよくあることなのですが、それはあくまで「取材のための撮影」です。

そうじゃなくて、「カメラマンさんの撮影に同行させてもらう」イメージです。

記事の構成としては、ざっくりとこんな感じ。

①カメラマンさんが取材先を撮影する様子を掲載
②カメラマンさんと取材先の方の二人をインタビュー(私を入れて三人で話すイメージ)
③カメラマンさんの写真で取材先を紹介

この記事を、私一人ではなく、三人全員で作り上げていく感じですね。

関わる人が多いと、記事はより拡散しやすくなります。
記事が拡散すれば、三者ともにメリットが生じます。

カメラマンさんじゃなくて、デザイナーさんでもイケるはず。

①デザイナーさんと取材先の方の打ち合わせの様子を掲載(商品パッケージの制作とか)
②デザイナーさんと取材先の方の二人をインタビュー(私を入れて三人で話すイメージ)
③デザイナーさんが作った商品パッケージを使って取材先を紹介

また、別パターンとして「取材先の方と一緒に記事を作りこむ」というのもあります。(上の例から、カメラマンさんやデザイナーさんを抜く形です)

こちらはテキスト中心。
取材先の方の名刺代わりとなるような記事の作成を目指します。

一緒に記事を制作するのは、取材先の方、そして私以外のライターor編集者。

こちらも、三者にメリットを生み出すことができるはず。

記事の本数にこだわらない

もうひとつ、「記事の本数にこだわらない」方向で考えています。

具体的には「月●本インタビュー記事を作る」などと決めない、ということです。

1本の月もあれば、0本の月もある。
もしかしたら5本の月もあるかもしれない。
このあたりは流れと縁に任せたいと思います。


これにより「キタキュースタイル」の記事の更新頻度は大幅に下がるでしょう。
しかし、しっかりと作りこんだ分、読み手にしっかりと刺さる記事になるものと考えています。


現時点では思いつきレベルなのですが、興味のある方はご連絡ください。


いただいたサポートはローカルWebメディア「キタキュースタイル」の取材費用に充てさせていただきます。