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三越アーカイブス日本橋 & 特選画廊(東京都中央区・三越前駅)

三越前という駅名があるというだけで特別感が半端じゃない日本橋三越。日本初の百貨店である三越は三井家の呉服店を前身としており、建造から100年を超える本館は国の重要文化財にも指定されている。

https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

百貨店に訪れる機会もあまりなく、いざ百貨店に行こうとしても近場で済ませることが多かったので恥ずかしながら日本橋三越本館に訪れるのは初めて。館内に特選画廊があるという情報を聞きつけ、これ目当てに入ってみるというちっともありがたくない客である。
中央ホールには巨大な女神像が構える。ドーム型の天井まで全てが高級で溢れている。その女神像の裏側、定期演奏がされるパイプオルガンの真下にあるのが三越アーカイブス。ここでは日本橋三越の変遷を紹介している。

この女神像の裏側にアーカイブス展示がある

特選画廊は6階。6階エリアは1/3くらいのエリアがギャラリーとして占められており、工芸品や指物、茶道具などの展示が行われている。もちろん百貨店の画廊なのでしっかりと値段も提示されているものが多い。特選画廊では日本画を中心とした展示をおこなっており、中島千波や平松礼二など、郷さくら美術館でよく見かけた作家の作品もある。どれも百万円を軽く超える作品で自然と絵を眺める距離も遠巻きになろうというもの。なかでも驚いたのが千住博の作品。数千万円を超えている。わお。トイレは言わずもがなウォシュレット式。


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