見出し画像

妖仙獣

はじめに


お久しぶりです
前回の記事から約1ヵ月がたちまして
その間、目まぐるしいほどにリンクスの対戦環境は変化していきました。
新しくパックも2つほど追加され、新テーマが続々と環境に顔を出してきています。
今回はその中でも第23弾のミニパック「スピリットオブザビースト」で追加された新規テーマ「妖仙獣」について取り扱っていきたいと思います。
(前回の予告で、豆知識のまとめをやるといったな…あれは嘘だ)
この「妖仙獣」というテーマはあまりランクマでも見かけることが少なく
そもそも何をしてくるのかだったり、効果を知らないという人が多いと思いますので、まずはテーマ内のカードを一枚一枚解説していきます。



● 妖仙獣 モンスター


まずはモンスターの解説からしていきます
最初に覚えてほしいのは下級の妖仙獣には「召喚されたエンドフェイズに手札に戻る」という共通の効果があります。
一見するとデメリットのように思えますが、「妖仙獣」モンスターはステータスが低く、場に残ると容易に相手に倒されてしまうため一概にはデメリットとは言えません。
一部カードには召喚成功時に手札から追加で妖仙獣を召喚できる効果をもつものもあるため、手札に戻る効果をこれで補っていくのが主になります。




鎌弐太刀

■ 妖仙獣 鎌弐太刀
①召喚成功時に手札から「鎌弐太刀」以外の妖仙獣モンスターを召喚できる
(特殊召喚ではなく、上級モンスターならリリース素材が必要になる)
②相手に直接攻撃ができる。ただし、与えるダメージは半分になる
③召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻る

妖仙獣版サイバーダークエッジ
デッキのエンジン役➀
妖仙獣デッキ唯一といえるダメージ源
5枚ぐらい欲しい
相手モンスターの打点を考えずにライフを取りにいけるのはやはり強い
「禁じられた聖杯」をダメージステップに使用することでダメージを900→2200に伸ばすこともできる
➀の効果で後述する「鎌参太刀」や「飯綱鞭」などを展開することによりアドを稼いでいくのが基本になる
たぶんテーマ内で腐女子人気No.1のカード


鎌参太刀

■ 妖仙獣 鎌参太刀
➀召喚成功時に「鎌弐太刀」同様、手札の妖仙獣モンスターを召喚できる
このカード以外の「妖仙獣」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に、デッキから「妖仙獣」カードをサーチできる
③召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻る

デッキのエンジン役②
「鎌弐太刀」同様に横に展開する能力とデッキから妖仙獣カードをサーチする能力を持つ
サーチするカードはモンスターだけでなく魔法・罠もサーチできるのが優秀だが、サーチをするタイミングが必然的にバトルフェイズになるため、サーチした罠カードをセットするのには次の自分のターンを待つ必要がある
妖仙獣のモンスターは軒並み打点が低く相手に戦闘ダメージを与えることが難しいので、上に挙げた「鎌弐太刀」とのコンボでサーチを狙いたい
手札に一枚握っていると嬉しいカードだが、「鎌弐太刀」と一緒に握っていないとサーチ効果を狙いづらいのが難点


画像3

■ 妖仙獣 飯綱鞭
➀手札から捨てることで、ターン終了まで「妖仙獣」の召喚・特殊召喚時に相手は効果を発動できなくなる
②フィールドに他の「妖仙獣」モンスターが存在するときに1ドローできる
③召喚に成功したエンドフェイズに手札に戻る

ドロー要員
「鎌弐太刀」や「鎌参太刀」の効果を使い、このカードを横に展開して
ドローをしてアドを稼ぐのが基本的なお仕事
地味な効果だが、汎用罠やメタカードを引く試行回数を増やせるためにこのカードの存在は重要
さらに、ハンドから捨てることによって、底なしや輪廻などに引っかからなくなる隠された効果を持つ
ハンドに「飯綱鞭」がダブついた時などに使っていくとよい


辻斬風

■ 妖仙獣 辻斬風
➀「妖仙獣」モンスターと相手モンスターとのダメージステップに手札から捨てることで攻撃力1000アップ
②フィールドの「妖仙獣」モンスター1体の攻撃力を1000アップ
(自身も効果の対象に選べる)
③召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻る

打点アップ要員
妖仙獣の下級モンスターは後述する「木魅」を除き、すべて召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻るため➀の効果は使いづらい
②の効果で「鎌弐太刀」のダメージを上げたり、相手モンスターを突破したい時に使う


木魅

■ 妖仙獣 木魅
➀1ターンに1度だけ「修験の妖社」にカウンターを3つ置く
②墓地のこのカードを除外して「妖仙獣」モンスターの召喚権を増やす

「修験の妖社」と➀の効果を組み合わせることによって、疑似的に好きな「妖仙獣」カードをサーチできる
さらに、②の効果を使えばサーチしたカードが下級であればそのまま召喚することができる


凶旋嵐

■ 妖仙獣 凶旋嵐
➀召喚に成功した場合、デッキから「凶旋嵐」以外の「妖仙獣」を特殊召喚できる
特殊召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻る

イラスト通り妖仙獣の問題児
召喚に成功した場合にデッキから妖仙獣を特殊召喚できる能力を持つ
普通のテーマならかなりつよい効果なのだが、妖仙獣はこのカードよりも攻撃力の高いモンスターがおらず(そもそも上級が2種類しかない)、特殊召喚であるために場に出した「妖仙獣」モンスターはエンドフェイズに手札に戻らない
だいたいの場合、返しの相手ターンにサンドバックにされる
じゃあ使えないカードかというと一応そうでもなく、「修験の妖社」が場に出ている場合に➀の効果で先ほどの「木魅」を特殊召喚すれば、カウンターを置いて「妖仙獣」カードをサーチし、召喚権を増やす動きができる
さらに、サーチしたカードがモンスターならそこからまた召喚して展開していくこともできたりする
ただ、やはりネックなのが★6のため召喚する場合リリース素材を用意しないといけない点と、「修験の妖社」を引けていない場合にこのカードを場に出すうまみが少ないところだろう
採用するなら「修験の妖社」と「木魅」も合わせて採用していきたい


大幽谷響

■ 妖仙獣 大幽谷響
➀1ターンに1度、直接攻撃された場合に手札の「大幽谷響」以外の「妖仙獣」モンスターを捨てて特殊召喚できる
②モンスターとの戦闘時に攻守が相手モンスターの元々の攻撃力と同じになる
③戦闘で破壊され墓地に送られた時、「妖仙獣」カードをサーチできる

対霊獣決戦兵器
相手がモンスター除去や攻撃力アップの手段がない場合この1枚で相手を詰ませられる
妖仙獣は共通の効果により相手の攻撃=直接攻撃となるため
このカードにお世話になることが多い
場に出すのには手札のモンスターを切らなければいけないが、戦闘破壊された場合にはサーチ効果がついているために一概にアド損にならないのが強い
豆知識として、場に特殊召喚する時にコストにするのは「大幽谷響」以外でなくてはならないが、サーチできるカードは「妖仙獣」であればなんでもいいので
「大幽谷響」から「大幽谷響」をサーチすることもできる



● 妖仙獣 魔法・罠



妖社

■ 修験の妖社
➀「妖仙獣」モンスターが召喚・特殊召喚されるたびにカウンターを置く
②カウンターを取り除いて効果を発動する(名称ターン1)
●1つ 「妖仙獣」モンスターの攻撃力300アップ
●3つ デッキ・墓地から「妖仙獣」カードをサーチ

パンプアップとサーチを兼ね備えるカード
主に使うのはサーチの方
何気に墓地から「妖仙獣」カードを回収できるのはこのカードだけ
「鎌参太刀」や「大幽谷響」のサーチ効果もそうだが、サーチできるのは「妖仙獣」と名の付くカードだけでこのカードを始めとしたいくつかのカードは同じテーマのカードであってもサーチすることはできない
つまり自力でこのカードを引くしかないのだが、パンプアップやサーチ効果は名称ターン1がついているため2枚目以降を引くと腐り札になってしまう
自力で引きたくて枚数を増やすと被ったときに腐ってしまうなかなかジレンマなカード
つまり、弱い


風祀り

■ 妖仙獣の風祀り
1ターンに1度発動可能
「妖仙獣」モンスターが3種類以上あるときにすべて手札に戻した後、手札が5枚になるようにドロー

弱い
唯一の救いが速攻魔法である点のみ
まず発動条件が重すぎる上に手札に他のカードを持っているとアドを取ることすらできない
メインフェイズに打つとバトルフェイズスキップと同じ効果を得られる()
一応「鎌参太刀」のサーチ効果でこのカードをサーチしてバトルフェイズ中に使用することができるが、引いた罠などは伏せることができない
やっぱり弱い


大旋風

■ 妖仙大旋風
800LP払って発動可能
➀1ターンに1度、「妖仙獣」モンスターが手札に戻った場合、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す
②自ターンに➀の効果を使用していない場合破壊される

手札に戻す効果がターン1じゃなければ強かった
800LPという発動コストは、毎ターンダイレクトアタックをしのがないといけない妖仙獣にとって決して安いものではない
さらに、➀の効果を使えなかった場合に自壊してしまうデメリットも持っている
相手のフィールドならどこでもバウンスできる効果は魅力的だが、メリットとデメリットのつり合いが取れていない
「妖仙獣」と名前についていないため、このカードをサーチできないのも微妙


居太刀風

■ 妖仙獣の居太刀風
1ターンに1度発動可能
➀自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札からカード名が異なる「妖仙獣」モンスターを2体まで相手に見せ、見せた数だけ相手の表側表示のカードを手札に戻す

疑似的な妖仙獣版二刀流
ただし、表側表示のカードのみのため本家の二刀流とは違い相手のセットカードをバウンスすることができない
それでも打点が低く相手のモンスターを突破していくことが困難な妖仙獣にとってこのカードの担う役割は大きい
下級「妖仙獣」モンスター共通の効果であるエンドフェイズに手札に戻る効果により発動条件を満たしやすく、相手にカードを公開するデメリットも自ターンに召喚して手札に戻ったカードを公開すればいいため、デメリットらしいデメリットはない
1ターンに1度というのが歯がゆいときがあるくらい
名称に「妖仙獣」とついているので「鎌参太刀」でサーチできるのも◎
ただし、伏せることができるのは次の自ターンになってから


秘技

■ 妖仙獣の秘技
➀自分フィールドに「妖仙獣」モンスターのみが存在する場合に発動可能
モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にして破壊する

ハンドコストを必要としない万能カウンター罠
しかし、その発動条件の重さが唯一にして大きすぎる欠点
カウンター罠ということで輪廻との併用が思いつくと思うが、パーシアスを出してしまうとこのカードの発動条件を満たせないため腐り札になってしまう
逆に「妖仙獣」のみで完結させようとするとモンスターがエンドフェイズにハンドに戻ってしまうためまたしても発動条件を満たせなくなる
なんとも歯がゆい1枚



● 妖仙獣と相性のいいカード


ウェーブフォース

■ 波紋のバリア-ウェーブ・フォース-
➀相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。

妖仙獣の共通効果により相手の攻撃すべてが直接攻撃となるため相性は抜群
ただし、相手に使われた時の相性も抜群のため、好きだけど嫌いなカードになる
環境にコキュートスが存在するために少し向かい風


ネクロバレー

■ 王家の眠る谷-ネクロバレー
①フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。

言わずと知れた最強の墓地メタカード
この1枚で詰んでしまうデッキも多い
「妖仙獣」は墓地を全く利用しないテーマのためこちらの行動を阻害することなく使える


暗闇マジックミラー

■ 暗闇を吸い込むマジック・ミラー
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上・墓地で発動する闇属性モンスターの効果は無効化される。

環境に対する強力なメタカード
「妖仙獣」は風属性のため、こちらの行動を阻害することなく使える
局所的ハリケーンの対策にもなっている


ガードブロック

■ ガード・ブロック
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

通常の攻撃に加え、召喚獣などのコンセントワンキルにも対応できるカード
ドローがついているため、攻撃を防ぎつつ手札を整えていくことができる


底なし

■ 底なし落とし穴
➀相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。

召喚獣のブラロぶっぱ、コキュートス、BFなどさまざまなデッキに刺さる
自分が引いてると嬉しいが相手に使われると全然うれしくない


ジルドラス

■ 魔晶龍ジルドラス
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
➀このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの魔法・罠カードが相手の効果でフィールドから離れ、墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

先日行われたRリーグのオールスターゲームにて
悪ふざけ所属のわいるどまんさんが使用して目から鱗だったカード
ブラロからのぶっぱを防いだり、コズサイで飛ばされた罠を再利用できたり優秀なカード


カイトロイド

■ カイトロイド
相手モンスターが直接攻撃した場合、そのダメージ計算時に、このカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。
また、相手モンスターが直接攻撃した場合、そのダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。

個人的に妖仙獣におけるこのカードはそこまで評価していない
確かに攻撃を2回止められるのは魅力的だし
場ががら空きになる妖仙獣と相性がいいのは確かだが
裏を返せば攻撃を止めるだけであって、一時しのぎはできても根本的な解決をしてくれるカードではない
「妖仙獣」モンスターは相手モンスターに干渉する効果を持たないため、自由枠ではその弱点を補う効果が望ましい
攻撃を止めるだけなら、ドローができ、ハンドを整えたり次の汎用罠を引きに行けるガードブロックの方が好ましく思える
一応手札からの発動のため、コズサイやハリケーンなどの影響を受けることはないがそこを加味しても採用する価値は薄いと感じる



● デッキレシピ


画像20


これまでの事を踏まえて現在使用しているデッキレシピ
スキルは「終わらない罠地獄」を採用している
墓地を利用しないため、「墓所封印」も問題なく使えるのだが、低速なデッキなので1ターンだけ墓地利用を封じても試合を決めきれない
したがって長期戦を想定してのスキル選択になっている

■ 各カードの採用枚数と理由

・妖仙獣 鎌弐太刀 3
→デッキのエンジンでありダメージ源でもあるため問答無用で3積み

・妖仙獣 鎌参太刀 2
→「鎌弐太刀」や「飯綱鞭」と合わせてアドを取っていきたいが、ハンドに2枚以上来てもうまみがすくないので2積み

・妖仙獣 飯綱鞭 2
→ピン積みのカードや罠を引いてバックを厚くするために採用
これも2枚以上手札にきても持て余すので2積み

・妖仙獣 大幽谷響 1
→相手の攻撃を止める重要な役割。霊獣対策やコズサイとハリケーンに影響されない貴重な札のため、1枚は採用しておきたい
「鎌参太刀」の効果でサーチ可能なうえ、ハンドに2枚以上来ても困るのでピンでの採用

・魔晶龍ジルドラス 1
→ブラロぶっぱやコズサイなどのメタとしての採用
2枚目のネクロバレーやマジックミラーになれる点はかなり大きい
ただ、相手に依存するカードでもあるためにピンでの採用

・王家の眠る谷-ネクロバレー 1
→苦手な堕天使を始め、召喚獣、霊獣、BFにも刺さる優秀な一枚
だが、出来上がった盤面を動かす能力はなく、2枚目以降は必要ないためピンでの採用

・妖仙獣の居太刀風 3
→相手の展開阻止や、出来上がっている盤面への干渉など、妖仙獣に足りない部分を解決できるカード
役割の幅が広く、相手の展開を止めるため初手に握っていたいので3積み

・底なし落とし穴 3
→相手の展開阻止やコキュートスの対策札でもある
ただ、最近はコキュートスの登場場面の減少やBFの「あーばよ」による無力化などから採用枚数は1枚程度前後するのかもしれない
現状の段階では入れ替えるカードが見つかっていないため3積み

・暗闇を吸い込むマジック・ミラー 1
→環境に対するメタもあるが、苦手な堕天使やBFの展開を止められる上にハリケーンの影響を受けないのがうれしい

・ガードブロック 3
→コンセントワンキルを防ぐほかに、ドローによる手札調整機能もある便利なカード
似たような効果を持つ「カウンターゲート」というものもあるが、そちらは発動タイミングが攻撃宣言時に対して
こちらはダメージ計算時なのでコンセントやアレイスターを無駄撃ちさせられる点においてこちらに軍配が上がる
採用枚数に関しては少し迷っている部分ではあり、一枚程度なら「天罰」などと入れ替えてみてもいいかもしれない

・EXデッキ
→おしゃんてぃ



● デッキ相性


ここがたぶん一番気になるところだと思うが
はっきりとしているのはこのデッキで6割以上の勝率は見込めないという点である
原因として考えられるのは、環境テーマの多様化により罠の選択が難しい点だろう
パっと思いつくだけでも霊獣・堕天使・召喚獣・BFなどが考えられ
さらには召喚獣のなかだけでもいろいろな型があるため的が絞りずらくなっている
そして極めつけに「狡猾な落とし穴」を採用するデッキが増えだしてきていて、必然的にモンスターを横に展開する妖仙獣にとっては向かい風になってきている
さらには青眼や古代など根強い人気を誇るテーマにも不利がつくために安定した勝率を残すのは難しいと考える(だから、KC前にレシピ公開しているのはある)

○ →有利 ー →五分 △ →不利

堕天使

基本的な勝ち方は罠を使っていき粘ってのデッキ切れ勝ち
堕天使側のコズサイの枚数が基本的に2枚なのでネクロバレー・マジックミラー・ジルドラスを使い最終的に墓地利用を封じていく
むやみに「鎌弐太刀」を使用していくと神属を使われて手札に戻ってこないので慎重に戦っていく必要がある

霊獣
-~△
騎アぺが「大幽谷響」を越えられないという強みはあるが
霊獣側はアペライオによるパンプアップで越えられる
妖仙獣側としては初動に対して居太刀風を打つか
ネクロバレーでアペライオを封じていくことが重要になってくる

BF
→ー~△
局所的ハリケーンやブラック・バード・クローズが怖い
逆を言えばそれらをひかれていなければそこそこ戦えはする
ただ、こちらが試合を決めるスピードが遅いため
あいてのドロー回数を増やしてしまうのが難点

召喚獣
 ・カエル、応G型
→○

相手のモンスターのメタ外のカードのために腐り札が多くなり
こちらは全てのカードが有効札になる
・スクラップゴブリン型
→○~-

相手がコズサイやゴブリンをどれだけ引いているか
逆にこちらは底なし・居太刀風・ジルドラスを引けているかの勝負になる
採用枚数ではこちらの方が多く、「飯綱鞭」のドローも加味していくと
こちらの方がやや有利のように思える
・エレメントセイバー型
→ -~△
あまり対戦数が多くなく信憑性に欠けるが現段階では五分からやや不利と考えている
こちらとしてはモーレフや狡猾
あちらとしてはネクロバレー・マジックミラーがメタになってくる
お互いにメタカードを引けるか引けないかの勝負になってくるのでかなり初手次第な対面といえそう
・ロイド型
→?

対戦経験がなく、憶測のみで語ってしまうのが申し訳ないが
そこまで不利ではないと考えている
確かにカイトロイドは嫌なカードだが、あちらの動きとしてわざと場をがら空きにするため、横展開をして複数回攻撃していけばよいのではないかと思われる
ただ、相手の採用札によって勝率も変わってくるであろうことが予想されるため現段階での相性はつけないことにした

・天岩戸
→○
こちらの罠の採用によって変わってくるが、基本的には有利だと思われる
こちらが居太刀風やガードブロックなどを岩戸に使っていけばよく
天岩戸側は輪廻の1000LPのコストが重い
ウェブフォを採用するともっと簡単に勝てる

・青眼・古代
→×

無理



あとがき

正直こんなに早く環境が入れ替わると思っておらず
こんなにも早く妖仙獣が結果を出しづらいテーマになるとは思いませんでした
私個人としては使ってて楽しいテーマだっただけに少し残念です
この記事を見ただれかが新しい環境に適応した新しい型を発見してくれることを祈っています

それではまた




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?