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「オシャレ脳を鍛えよう!」2020年10月第2号、秋冬に着たいセットアップ!そして攻略の「要」となるハイネックを紹介!白ボトムス攻略法も!


  さて今回はリニューアルしたnoteの本コンテンツの配信です!


定期購読読者の皆様には、より分かりやすく充実したコンテンツ提供を目指します。

特集記事では、大体1記事に最低でも3万字程度は情報を詰め込み、月に新規で最低でも10万字程度は提供出来ればと思っています。


定期購読は一ヶ月600円ですから、文庫本くらいのボリュームを提供出来れば良いなと。


また特集コンテンツは単品でご購入頂けるようになりました。

興味のあるコンテンツのみ単品でご購入頂くことも可能です。

定期購読者の方は新たな負担なしに、その月に配信されるすべてのコンテンツ及び過去の「有料設定されていないコンテンツ」をすべてご覧頂くことが可能です。

※過去コンテンツでも有料設定されているコンテンツは、その配信月に定期購読をしていた場合、あるいは単品購入して頂いた場合にのみご覧頂けます。


なお、扱うジャンルがファッションということで、どうしても掲載アイテムの在庫状況やトレンドなど変動要素もあります。情報鮮度を考慮し、単品コンテンツは配信後一定期間(30日を目安)で値下げされます。


値下げしました!



一定期間経過後も、価値の残存するコンテンツを目指してまいります。


なお、ご購入後に返金も可能となっています。




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これにより、コンテンツにご満足いけなかった場合もそうですが、単品購入して試読した結果定期購読しても良いなと思ったら、返金を申し込んで頂き、改めて定期購読をしてもらうことによって、余計な出費をせずに済みます。


今回はかなり要望の多いセットアップの紹介、そしてその攻略の「要」となるハイネックインナーの紹介、さらに年に一度?くらいしかない白ボトムスの良品も紹介しております!

先日配信したユニクロ×JWアンダーソンのレポートも収録していますよ。


※本記事の「オシャレ脳」コラムで紹介した白ボトムスのサイズ表記が当初間違って掲載されておりました。

当初Mサイズと掲載されておりましたが、正しくはSサイズでした。大変ご迷惑をお掛けし申し訳ありません。


特集 秋冬に着たいセットアップ!予算別にオススメをピックアップ!


 今回は本当に本当に要望を頂くことの多い、「セットアップ」ですね。

今セットアップの提案というのは非常に多くのブランドがしていますし、またファッションに興味のある層からもセットアップが着たいという声が多く、人気ブランドがセットアップを出すとまさに「取り合い」になってしまうほど。

需要と供給のバランスがうまい具合に取れた、そんな珍しい?トレンド形成になっているのかなと思います。


これ結構意外で、セットアップって、メリットもデメリットもありますが、どうしても「オシャレして来ました」という「キメ感」が出るし、気恥ずかしさもあって、どれだけアパレル側が提案をしても、ダメなときはダメなんですよね。

こうやってトレンド化すると「セットアップを着ても良いんだ」というマインドになりますから、この第一の障壁である「気恥ずかしさ」は乗り越えやすい状況になっているのかなと思いますね。


私はセットアップは、「カジュアル型」と「フォーマル型」に分類していますが、今回力を入れて紹介するのが「カジュアル型」になります。

フォーマル型についても需要が高いので良い物があれば紹介したいのですが、やはりカジュアル型の方がより「旬」を感じられますね。

裏を返せば「早く紹介せねば!」という気持ちになっております。


とは言え、良い物でなければ、紹介はしませんからご安心を!



セットアップは、何もテーラードジャケット+スラックスだけじゃない、こんなお手軽なセットアップはどう?パンツ単品でもオススメ!


 セットアップと言うと、テーラードジャケット+スラックスという、いわゆるスーツに近いようなフォーマルなタイプが主流。


セットアップと言って思い浮かべる人が多いのもこの形でしょう。

ただ、この形にこだわらなくとも、同じ生地を使ったトップスとパンツであれば立派なセットアップですし、それだけでも洒落感のある着こなしは可能です。


セットアップの本質は、上下で「同調」性を限りなく高めることにありますからね。



ファッションにおいてコーディネートを組む際の大きな指針になるのが「同調」と「相反」という考え方になります。

「同調」とは、素材・色・テイスト…アイテムの持つ要素が似通った物同士を組み合わせること。

「アイテムの統一性」を高めていく方向性です。


対する「相反」とは、同調とは逆に、互いに異なる要素、相反する要素を持つアイテムを組み合わせることです。


セットアップはこの「同調」性を限りなく高める手法、と言うことが出来るでしょう。


全身レベルでコーディネートを考える時、「同調」性、言い換えると「統一感」というのは大事な要素です。

テイストがバラバラなものを組み合わせるのはセンスが問われますし、失敗すると子供っぽく見える要因にもなります。

高い洋服を全身着ていても、どうにもオシャレに見えない…という場合は、アイテムのテイスト及び色の方向性がバラバラということが多いですね。


全身の統一感、同調性を高めた着こなしというのは、大人っぽく見せる常套手段とも言えるでしょう。


この「同調」という方向性は良いことばかりではなくデメリットも存在するのですが、それはまた後述するとして。

じゃあ「着るだけでオシャレに見えちゃう!」などとよく言われるこのセットアップを着る人が一般的にはまだまだ少ないのは何故なのでしょうか?


それは、やはり冒頭でも述べた「オシャレして来ました」という「キメ感」が出ることでしょうか…。

やっぱり気恥ずかしいのですよ、正統派のセットアップは。


そこでまずはこんなセットアップもあるよ、というオススメアイテムの紹介。


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【NIKKE】CELL SERGE シャツ



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【NIKKE】CELL SERGE スラックス


アダム・エ・ロペの「【NIKKE】CELL SERGE シャツ」と「【NIKKE】CELL SERGE スラックス」。

これはウールシャツとウールスラックスによるセットアップです。


テーラードジャケットから非テーラード型のジャケットに変わるだけでもセットアップの難易度ってかなり下がりますが、さらにシャツにしてあげると、こんなに着こなしやすくなるものか!?というくらいに下がりますよ。


何よりこれ生地が良い。

アイテム名からも分かる通り、NIKKE(ニッケ)という日本でも屈指のテキスタイルメーカーの物を使用しています。

アダム・エ・ロペは、NORITAKE(ノリタケ)や後述するCarreman(キャリーマン)など、生地を提供するメーカーの名前をアイテムに冠して、いわばコラボ品のようにそのアイテム価値を高めようとしていますよね。


このニッケのサージ生地はアダム・エ・ロペの中でもピカイチの生地で、昨年は売り切れてしまったAURALEEのウールマックスギャバジンという生地にかなり近いぞ!ということで代用品として紹介したほどです。


AURALEEのウールマックスギャバジンは、ウールの糸をこれでもかというくらいに最大限高密度に打ち込むことで、しなやかさとハリ感の両立を実現したスーパーな素材なのですが、ニッケの方はウールとシンセティックファイバー(ポリエステル)を組み合わせて高密度に織ることで、こちらもしなやかさとハリ感の両立を叶えています。


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私はその両方を持っていますが、ニッケ、AURALEEにかなり食らいついています。

もっともAURALEEはそのブランド力、そしてウール100%の満足感、あとはやはり最後の最後のところでツヤの質で勝っているので、値段差約1万円は正当かなと思うのですが。

AURALEEは数あるドメスティックブランドの中でも「良い素材使っているな」とかなり分かりやすいですし、それでいて相対的にはバカ高いとは言えない値段設定ですからね。

そこに食らいつくアダム・エ・ロペのニッケスラックスも結構なものなのですよ。


最近よく言うことで定期購読の読者の方には繰り返しになるのですが、ツヤはあれば良いというわけではなく、そのツヤの質こそが大事です。


ポリエステル混か…と思われるかも知れませんが、低価格のポリエステル混の歪なツヤ感は全く無く、ほぼウールのツヤ感でのみその見た目を構成しているので。

黒は特にこのポリエステルの歪なツヤ感、ポリ感が出やすいのですが全くそんなことはないですからね。

ただ、AURALEEはドレープ感、生地が揺れた時にツヤが移動するような、そんな上質なツヤ感を持っているので、やっぱりそこは負けるんですよね…。

AURALEEはそこでちょっとした感動を覚えるので。


まあそこはね、いくらまでなら出せるよ、という各々の価値観で判断して欲しいのですが。


私はニッケはパンツ単品だけ買いました。


シルエットもAURALEEのスラックスとほぼ同じですが、丈がかなり長めのAURALEEに対してアダム・エ・ロペは結構短めで、丈つめしたときのイメージがつきやすいと思います。



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テーパードはあまり掛かっていませんが、しっかり太さがありながら、ワイド過ぎるフォルムよりもギリギリ手前のところで留めており、春に紹介して大好評だった同じくアダム・エ・ロペのキャリーマンのワイドスラックスとほぼ同じようなシルエットと思ってもらって良いでしょう。


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キャリーマンのSサイズが、こちらのMサイズと同等くらいのサイズ感。


今の、トップスが大型化したトレンドの中では非常に使いやすい太さと言えるでしょう。


流石にウールの配合割合などからも、キャリーマンよりニッケのほうがより本格派、本物感がありますね。


キャリーマンが気に入っていて、さらにステップアップしたい、という方にもオススメです。



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シャツもこの生地感を活かしたゆったりしたシルエットで、あくまでシャツなので単品はもちろんセットアップでもクドさが全く無いので、サラッと着ることが出来ます。


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https://wear.jp/aer3223/17774421/


この「サラッとセットアップを着る」というのがいかに難しいか…。

この組み合わせでガバっとゆるめのアウターを着てもらえば、この同調性の高さ、統一感を持ったまま冬もいけます。


グレーも、単純なライトグレーではなく少し黄色、ベージュやライトブラウンとの中間のような色合いで良いんですよね。


この色って、フランネルとかで作ってしまうと結構安っぽく、子供っぽくなってしまうことが多いので、この素材と相性が良いカラーと言えるでしょうね。


逆に今セットアップがトレンドとして全盛なので、あまりテーラードジャケットだけ単品で使う、というのは意外に難しい時代なんですよね。

こういうセットアップだと、シャツ単品、パンツ単品、そしてセットアップ、と理想的な運用が出来るでしょう。


現段階でも結構オススメですが、まかり間違ってセールに掛かったりしたらもう、是非狙って欲しいアイテムです。


アダム・エ・ロペ公式だと、在庫切れになっていたりしますが、ZOZO、そして楽天がそれぞれ独自で在庫を持っているという形になるので、覚えておくと良いでしょう。


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