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ユニクロ+J(プラスジェイ)本レポート!ジル・サンダーに謝りたい…○○すると化けるアイテム!マストバイなんて言いたくないけれど…マストチェックなアイテムはある!

 11月12、ユニクロから2021秋冬の+Jプラスジェイの発売になりました!

金曜日の速報に続き、今回は着用画像等も収録し、解説・オススメ度の追加・修正をした本レポートになります。

速報からレポートが追加されたアイテムは、目次のアイテム名の後にコメントが追記されております。

目次から、各アイテムにはジャンプすることが出来ます。



今年のプラスジェイ、昨年と異なり、取り扱い店が大幅に増えたことで、かなり混雑が緩和。


おそらく今年は昨年と異なり、かなり商品在庫が潤沢なのではないでしょうか。


やはり初年度のほうが、あのプラスジェイが復活、というインパクトがあったので、商品のクオリティそのものよりも、レアリティ(希少性、手に入りづらさ)みたいなものが勝っており。

今年は「早くしないと無くなっちゃう!」「無くなってしまったら、フリマアプリで高値で買わないといけなくなる…」みたいな雰囲気はありません。


今年に関しては、良い意味でも悪い意味でも「やっぱりプラスジェイと言えどもユニクロだよね…」という、冷静なジャッジが下されている感じがしますね。

速報でも述べたのですが、正直、今回は最初厳しいな…と思いました。


ただ金曜日一通りしっかり見つつ、速報も出しているのですが、土曜日もさらにしっかり見て、ここどうなのだろう?というところも検証すると、意外と良かったアイテムが再発見出来たり。


あるいは、これそこまで良くなかったな…なんてこともあったり…。

ここらへんどうしても速報というものの難しさがあるのですが、そこは今回の本レポートでフォロー出来ればと思っています。



アウターカテゴリ


ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン   似合う・似合わないは、ソデ次第…



ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン   ¥12,900



  21SSシーズンのプラスジェイを少し振り返ると、正直アウター類が不作。

特に20AWで良かったオーバーサイズのコート類が、あまり良くなかった。

素材が春夏シーズンらしく化繊素材になったのですが、それがちょっと安っぽくて。

デザインはすごく凝っているのに、素材やディテールが付いてこなかった、という出来でした。


そんな中素晴らしかったのが、オーバーサイズブルゾン。



いわゆるMA-1。

モチッとした生地感は約1万円とは思えない高級感ありましたし、何よりシルエットのバランスが良いし、それによって難易度が低かった。




MA-1ってオリジナルに忠実に作ると、かなり膨らみが出て着こなすのが難しいのですが、これはボリュームは出過ぎない。


かと言ってペタンと貧相になることもなく、着やすく、かつサマになりやすい、絶妙なバランスだったのです。

MA-1って本当バランス難しいので…。


そして今回もMA-1あるということで、期待しつつ、多分駄目だろうな…と思っていたのですが、結構良かった!

まず生地感が分かりやすく良いです。

オススメは07 GRAYなのですが、これパッと見、ほとんどオリーブみたいな色。


そんな中で若干グレーのニュアンス感があって、ガッツリミリタリーテイストでは無くなっている、という感じ。


光の当たり方次第でブラウンっぽくなったり、ニュアンス感のある色味です。


腕を折り曲げた時に付くシワなんかも美しいんですよね。



これで13000円なら、今回のアウターの中でも分かりやすく付加価値を感じられるのではないかなと。

今回どうにもハンガーに吊るされている段階から安っぽいものが多かったのですが、これは一際高級感ありましたね。


ただこれ気を付けたいのがサイズ感。

なぜ事前に駄目だろうな…と思っていたかというと、中綿入り(今回はボディがダウン、ソデが機能中綿素材のハイブリッド)のMA-1は、モコモコとしてシルエットが難しいからです。

これ意外と変なモコモコ感は少なかったのですが、一つ間違えると肩が凄いことになります。


ポイントとしては、ソデ丈が合うか、なんですよね。



ちょっとデザインの効いた特殊なソデの長めのリブで、グッとソデが止まるので、長過ぎるとその分生地が肩の方に行き、肩に変なボリュームが出ます。

これ肩の縫い方とか、中綿の関係もあるとは思うんですけどね。

その結果、肩幅どうした?みたいな感じになるのです。


そこで一度着る時にリブを萌え袖になるくらいしっかり伸ばしてもらって。



そこからグッと手を出すようにすると、肩の収まりが良くなって、変に浮かなくなります。








リブの形状的に、ソデ丈を誤魔化せないので、しっかりソデが合うサイズを選ぶ必要がある…と。


近年はサイズ感、特にソデ丈などはかなりアバウトで良い、というトレンドになっているのですが、これはソデが長過ぎるサイズを選ぶと全体でも上手くいかなくなります。


その点でどんなサイズで着ても何となくまとまってしまった、春のオーバーサイズブルゾンと比べると、格段に難しくなっていますね。


MA-1ってそういうものだろ、と言えばそれまでですが、無理に着るようなものではないので。

オンラインでは既に在庫切れていますが(いつも通り、リストックありましたがそれでもさらに完売…)、むしろオンラインで買ってしまうと失敗するんじゃないかな。


今回プラスジェイは同じ商品、同じ色は1点までしか買えないので、サイズ違いを買って吟味する、みたいなことが出来ません。

全店舗展開アイテムなので、お近くの店舗にまだ残っているかも…。


とりあえず今私も近くのお店を検索したらまだありましたね。








ディテール面では、今回のプラスジェイの変なデザインが着ている感じはなく。

胸ポケットにグログランテープがあしらわれていたり、ネックの後ろにタグがあったりしますが、そこまで悪目立ちするほどではないので(そもそもこのタグは春のオーバーサイズブルゾンからあります)。


ジップも相変わらずちょっと安っぽいのですが、しっかりダブルジップだったりするのも嬉しいポイントです。


何より軽く、それでいて暖かい!


私はMサイズ買いました。


全店展開ですが、パッと見て分かりやすい高級感があり(というか、ほかが無さ過ぎる…)、なおかつ値段がグッと抑えめなので、かなり早くから欠けていく予感はありましたね。


だからって、絶対買おう!みたいなアイテムでは全然無いですよ。

ソデが合えば、という感じですね。


ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン   ¥12,900



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