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これはめっちゃありがたい!合理的配慮の好事例

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。

2024年からいよいよ障害者差別解消法の肝でもある合理的配慮が民間事業所にも義務化されます。

このことに、びくびくしている人事担当者、多いのではないでしょうか。

社内でまだどうやっていったらいいのかわからないけれど、法律はどんどんかわっていく、それにおいついていかなきゃいけないけど、どううごいていいのかわからず、対応が後手にまわってしまう、そんな声をよく伺います。

これを機に、障害のある人と企業との間にいいコミュニケーションが生まれて、両社にとってwin winな形ができていくといいなーと思っています。

さて、私個人が受けている合理的配慮の中でこれはめっちゃありがたいんだよね~という内容を1つご紹介します。

私はどこかで働く、あるいは、学ぶときには、合理的配慮の要望をして、話し合いをして、お互いに合意形成をしていきます。

ここまでひわゆる合理的配慮の合意形成のプロセスになるわけですが、そこからがスタートで大切なところです。

私はこういう合理的配慮が必要です!お願いします!
と一人ひとりに挨拶してまわるわけにもいかないわけで、
合意形成プロセスに参加していた人たちはわかっていても、いざ、一緒に働く現場の人たちに周知をされていないと困ってしまうわけです。

奈良さんには、こういう合理的配慮をお願いしますね~という周知活動を人事担当者等が一緒に行ってくれる、それがめっちゃ助かるのです。

というのも、人事担当者というのは、組織のことをよくわかっていらっしゃるので、
奈良さんが働くなら、きっと、この部署とこの部署の人には周知しておいたほうがいいだろうなという予測ができます。

まだ、その組織に入ったばかりの段階では、だれにどう伝えるのがよいのかわからないので、とにかく、がむしゃらに出会う人出会う人に説明をしなくてはならない障害当事者とは立場が違うわけです。

特に、私のように見た目健常者な障害者は、周知活動をきちんとしておかないと、いらぬ誤解を招くことも多々あります。

例えば、もう慣れているところだからと白杖をもたずに歩いていたときに、顔見知り程度の人とすれ違い、アイコンタクトであいさつされてもこちらはわからないのでスルーしてしまいます。

見た目健常者な私は、にこにことアイコンタクトでさわやかに挨拶してくれた職場の人を華麗に無視した結果、悪い印象をもたれてしまいます。涙

なので、周知活動は大切です。

これ、勝手に行うのはNGです。

障害開示の内容は、本人の希望に基づいて行うことが基本ですから、そこはきちんとコンセンサスをとって行ってくださいね。

4月からいろいろな企業で、職場で、より働きやすい社会が実現するkとおを願っています。

実は、人事担当で困っているんだよーという方がいらっしゃいましたら、気軽にご相談くださいね。どこまでお力になれるかわかりませんが、よりよい職場を作るお手伝いができるかもしれません。

わからないことは聞く!それでいいと思います。

最後に
115円の記事購入で、視覚障害のある子どもや家族を支援しませんか?この価格には、良いご縁を願う思いが込められています。あなたの小さな行動が大きな変化を生み出す力になります。一緒に希望の光を灯し、支え合うコミュニティを築きましょう。ご支援、心よりお待ちしております。

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