視覚障害学生への合理的配慮@映像教材を使うとき
映像教材を使う授業、ICTやYouTubeなど便利なものが増えているので昔より多くなっている印象があります。
でも、クラスに視覚障害のある学生がいたら、映像教材はNG?
そんなちょっと違った方向での配慮をしていませんか?
映像教材=目の見えない・見えにくい生徒にはNGなんてことはありません!
ただ、配慮は必要。
字幕映像なのであれば、字幕について情報保障が必要。
日本語吹き替えがあるならそれを使う。
事前・事後の映像教材の貸し出しをする。
音声ガイドとまではいかずとも、視覚的にしか伝わらないようなものは言語化して伝える。
要するに、目でみた生徒と目を使わなかった生徒が、教師が伝えたかった内容を学習できればOK。
ちなみに、私は学生時代、授業後に借りた映像教材を男友達と一緒にみて、彼に詳細な説明、字幕解説をしてもらっていました。
ところが、映像の中にアダルトな表現が。
これはお互いに気まずい。今となってはいい思い出ですが、映像教材の開設を友達任せにするのはやめていただけるとありがたいかと。