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障害者はずるい

今週のヤンガルも面白かった~。
「障害者はずるい!」
この言葉、懐かしく思い出した。

私が大学1年生のとき、まだ、障害者になりたてほやほやで右も左もわからず、言われるがままに支援を受けていた時期。
そんなときに、同級生から言われた一言。
「里紗ってさ~、ずるいよね。そんなに障害があるってえらいわけ?」
と。

障害者として色々な経験をしてきた今となってみれば、あのとき彼女が私に言いたかったことはわかるし、私も今ならちゃんと対話ができたと思う。
でも、あのときはまだ障害者になりたてだったし、大学生だったし、ただただショックで何も言い返すことはできなかった。
むしろ、本当に支援を受けている自分は「ずるい」存在なのかと悩んだこともあった。

だから、土間らのゆきこさんみたいに華麗にキャッチボールするなんてできなかったなぁ~と。

大人になった今、私をみて「ずるい」と思っても面と向かって
「奈良さんは障害者だからずるい!」
なんていう人はいなくなった。

でも、このドラマをみて思い出した。
本当はそんなふうに感じている人がいるのかもしれない。

もし、いるのだとしたら、私のどんなところをみて
「障害者はずるい!」
と感じるのかぜひゆっくりお話を聞いてみたいと思う。

まぁ、私自身、障害者になってラッキーだなぁって思うこともいっぱいあるので、確かにずるいのかもしれない。笑

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