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オンライン授業における点字用郵便を活用した点字学習

視覚障害教育についてオンラインで教えるとき、一番困るのが点字の授業。実際に学生が書いた文字をその場で読んであげることができない。
そのため、活用しているのが点字用郵便。点字用郵便であれば無料で送ることができるし、学生が書いた文字をリアルタイムではないにしても確認することができる。その場で瞬時に確認できる対面授業に比べれば確かにもどかしさはある。しかし、点字用郵便を活用する方法を学生自身が体験できると言う意味でも新たな教育効果があるのではないかと思っている。
そして、やはり送ってもらって良かったと思うのは、長音の使い方や数府の使い方など誤っているところが散見される。授業では伝えたつもりであってもきちんと伝わっていなかったことがよくわかる。この方法を用いればオンラインであっても点字について取り扱うことも不可能ではないと感じている。まだまだ工夫すれば可能性はありそうなオンライン授業。楽しく楽しくアイディアを絶やさないで取り組んでいきたいものだ。

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