アルビノのこどもたちとクリスマス
楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。
少し時間はさかのぼりますが、今年はロンドンの障害のあるこどもたちのご家族ともクリスマス会をやり、帰国後、日本でもアルビノのこどもたちとそのご家族と一緒にクリスマス会をすることができました。
アルビノのこどもたちと一緒にイベントをやるのは、6年ぶり。
小学校1年生だった子が6年生になっているわけで、こどもの成長のはやさを感じずにはいられません。
そんなクリスマス会を盛り上げてくれたのは、愛知教育大学の学生さんたち。
写真のかわいいカップケーキまで準備してくれました!
私はもちろん、見やすい!ことと、茶色=チョコレートということでこのケーキをチョイス。笑
ほかにも、サンタクロースのカップケーキもありかわいい。
ケーキといえば、以前、視覚障害と知的障害をあわせゆうする重複障害学級の中学部で授業をさせてもらったことを思い出します。
テーマがなんだったのかすっかり忘れましたが、笑
確か、マナーとかを自立活動の授業で教えてほしいみたいなご依頼だったような。
そんな中ではじまった会話でケーキが話題に!
それぞれに好きなケーキを訪ねると、それぞれお好みがわかれるわけで、
どれもこれも、おいしそう。
じゃあ、スキなケーキじゃなくて、上手に食べられるケーキはどれかしら?
とそれぞれの生徒がだしてくれたケーキを題材に考えていきます。
さらにさらに、その中で最も難易度の高いケーキはどれだろう?という話にも発展。
私も大好きモンブランは見事!難易度高いケーキ認定。
そして、プリンやカップケーキなど、容器にはいっていてスプーンですくうだけのものが難易度が最も低いケーキとして認定されたのです。
どうですか?
たぶん、これって見えるとか見えないとかあんまり関係ないとは思うのですが。
でも、食事をするとき、自分の食べたいものを優先できる場面と、そうじゃない場面がありますよね。
家族とご飯をたべるときはどうだろう?
恋人とデートにいくときはどうだろう?
お見合いの席で頼むならどうしたらいいだろう?
校長先生と一緒に食べるならどうだろう?
相手がかわると、なぜか、選ぶケーキがかわる、これってなぜなんだろう?
とにかく、私は質問攻め。笑
重複障害があるから、そこまではわからないだろうと決めつけるのではなく、果たして、彼らはどう思っているのか興味・関心をもって彼らの脳内を言語を通じてひきだしてくるのです。
すると、どうでしょうか。
びっくりするぐらい、色々な答えがでてくるでてくるでてくる!
それをみていた先生たちもびっくり!
そう、こどもたちはびっくりするぐらいいろいろなことを知っているんだよね。
なんて、なtかしい記憶がこのカップケーキから思い出されたのでした。
それにしても、食べやすくてかわいいケーキをチョイスしてきた学生さん、将来有望すぎる!!
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