[失業体験記04]プー生活と再就職
ども、ならなすおです。
久々に、失業体験記、アップしていきます。
03の「退職の翌日に」が2022年4月1日の出来事で、今回の記事は、2022年の4~6月頃の内容です。
ちょうど投稿のタイミング的(2024年6月現在)に、「大病体験記」で描写している時期とかぶっているんですが、こっちは失業者目線に特化して書いていきますね。
両方読んで頂けると、とても嬉しいです。
さて、03では、退職翌日にハロワ(失業保険)、役所(国民年金、住民税)、協会けんぽ(健康保険の任意継続)の手続をあらかた終えた話をしました。
今回は、その後の手続の進捗、プー生活、再就職の経緯などについて書いていきたいと思います。
それでは早速、本編いきましょう。
(1)手続きの進捗
①失業保険
失業保険、退職翌日に申し込んで、すぐ受給資格決定を受けました。
自己都合退職で、受給期間は90日でした。
一日当たりの受給金額は、前の職場の月給などをベースにハロワさんが計算してくれます。
私の場合6千円強でした。
んで、受給資格決定から7日間、待期期間という間は失業保険はもらえません。
その後、自己都合退職の私には、2か月間の「受給制限期間」というのがあり、その間も失業保険はもらえません。
失業保険の日数カウントが始まったのは6月8日で、実際に最初に振り込まれたのは、6月17日でした。
なお、失業保険をもらい続けるためには、ハロワさんの指示に従って、「求職活動をしてます」という確認を受ける「認定」というのがあります。
ハロワさんの指定した日(認定日)にハロワに行って、認定を受ける必要があります。
失業保険に関係している期間中にアルバイト等をすると、減額などがあるらしいです。
私の場合、全くの、「きれいなプー」だったので、減額の心配はありませんでした。
②健康保険
私は3月で退職し、4月以降は職場の健康保険の「任意継続」を選択しました。
(国民健康保険と比較して、任意継続の方が安かったから)
健康保険は、手続を早くしないと、「手元に保険証がない」状態ができて、その間病院に行くと、医療費を全額立て替えておかないといけないリスクが生じます。
(病院によっては、事情を話せばわかってくれて保険アリ価格しか取らない良心的な所もあります。)
2022年4月当時、わが家の子供2人の健康保険を、私の扶養に入れていました。
このため、保険証が早く来ないと、ドキドキする状態だったのです。
特に上の子は大学生のため、子ども医療費助成の各制度の対象外です。
なので、健康保険の手続は一番急いでいました。
4月1日に手続し、保険証が届いたのは4月8日。
「4月は健康保険の手続は時間がかかる」という噂も聞いてましたし、「アレ、1か月以上かかりますよ」とか脅してくる知人がいてビビッていたのですが、10日も待たずに無事に保険証持ちになれました。
③年金保険
市役所で4月1日に加入手続きをして、私の場合は後日年金機構さんで口座振替の手続をして、後は保険料を支払うだけです。
④住民税
これは、「なんもしなくていいやつ」です。
前の職場が「住民税の特別徴収(会社が給料から天引きして納税)をやめましたよ」という届を市役所に出すので、市役所はそれを見て、「この人、○月から普通徴収(自分で納税)ね」と判断し、通知と納付書を送ってきてくれます。
それを待って支払うだけです。
(2)プー生活
私の場合、割とがっつり、プー太郎でした。
「何か仕事をしてないと落ち着かない」という人もいるんでしょうが、私はそういうジャンルの人間ではないようです。
2022年4月当時は、ネトフリもアマプラも入ってなく、家にネットTVもなかったのですが、午前中はボーっとテレショップを見て、午後は「相棒の再放送」的なのを見る、といった暮らしが続きました。
ときどき、インスタ用の写真を撮りに行ったりしていました。
(当時フォロワー800人。すぐ1,000人の大台に達すると思っていましたが、いまだに900人ちょいのところをウロチョロしてます。)
することがないんで、料理したり、、、、、
煮込み料理とか(時間かけると美味くなるやつ)。
肉じゃが作ってじゃがいもが煮崩れたり、、、
タバコ、吸い放題。
酒、飲み放題。
ペヤング、食べ放題。
ポテチのBIGBAG、食べ放題。
その後の大病の伏線ですね。
コップから水がこぼれる、最後の決定打。
当時の心境といえば、「大病体験記」で触れますが、「人生の棚卸」的な雰囲気を楽しんでいたんでしょう。
失業保険をもらい終わって状況が変わっていなければ、起業でもしよっかな、ぐらいに考えていました。
ハンバーグ師匠に怒られるやつです。
これから無職転生する皆さんに何か言えるとすれば、「体調に気を付けましょう」ってことですかね。
ハンバーグ師匠及び他のいろんな人に「あまーい!」って言われる件については、個人的には全然気にしなくてOKだと思いますよ。
(3)再就職
facebookでプーライフを投稿しまくっていたら、5月中旬に、県庁時代の先輩から「仕事があるんだけど話を聞いてみない?」と誘っていただきました。
その先輩の、そのまた先輩(Kさん)が、保育園をやっている社会福祉法人のマネジメントの人で、人材を探しているとのこと。
Kさんと飲んで話を聞いてみると、保育園は市の補助金が入っているので役所とのやり取りが多く、人事・給与的な煩雑さも多く、「事務をきっちりできる人材」「かつ人当たりのいい人」を「園長」「副園長」ポストで採用したい、とのこと。
皆さんは県職員にどういうイメージをお持ちかわかりませんが、元県職員の私から見た県職員像は、↓のような感じです。
[県職員イメージ]
・残業をいとわない人が多いです
・勤勉な人が多いです
・人当たりは「?」なので面接は大事
・変な人も多いので面接は大事
Kさんは、毎年県庁を定年退職する方に声をかけて採用しているらしいのですが、60代だとさすがに保育園経営は激務な面もあるので、「比較的若い人材が欲しい」となったようです。
その後、社会福祉法人の理事長さんとの面談を経て、私も「やってみようかな」と思い至り、「副園長」ポストですんなり採用が決定。
勤務地の保育園が隣県(F県)であること以外は、特に迷うこともなく、就職を決めたのが5月末でした。
新勤務は、7月からスタート。
ハロワにて、「再就職手当」(失業保険をもらってる最中に就職したらもらえるやつ)をもらうための手続を聞きました。
私の場合、失業保険をもらった期間が短かったので、再就職手当、結構もらいました。
(ハロワ案件じゃない再就職でももらえます。)
再就職に当たっての各種手続きは、↓な感じでした。
①再就職手当
新しい職場から書類をもらったりする必要はありますが、基本ハロワさんの指示どおりに進めていけばもらえます。
新職場はやってくれないので、自分でやります。
②健康保険
新しい保険証の手続は、新職場でやります。
(そういや発病直前に自分でやったなー)
任意継続の方は、資格喪失の書類を作って、保険証も協会けんぽに送り返します。
③年金保険
新職場で厚生年金加入の届出をすると、年金機構の年金事務所というところに連絡が行き、自動的に国民年金から脱退されます。
④住民税
新職場で特別徴収の手続をするため、「普通徴収で何月分まで納税済か」を新職場に報告します。
あとは、新職場にオマカセです。
(4)終わりに
約3か月の失業期間でした。
その後、保育園勤務中に会社を作ったので、失業期間はないです。
でも、保育園を辞めた後、新会社の仕事がほとんどない期間が結構あります。
2023年6月~8月と、2024年4月~6月(い、今やん、、、)
ですので、失業体験記、これからも書いていきたいと思います。
会社を経営していると無職じゃないように見えますが、会社経営者って、受注がなければニートみたいなもんです。
と、いう事で、起業と失業が入り乱れたマイライフ、満喫中でございます。
妻子に気苦労をかけてるかな、というところだけ、申し訳ない気持ちです。
もう少し頑張って、生計を立てたいと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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