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こたけ正義感の60分漫談「弁論」を見て

 道内の片田舎にてお笑い見るのは基本芸人のYouTubeチャンネル見るか、地上波を見るか、年に数回のライブに行くかぐらいなものでこれでもまだ機会が増えてる。彼を知ったきっかけというと「R−1グランプリ」でした。法律のおかしなところを突くというネタで法に詳しくなくてもそれおかしいよな。となるもので笑えました。それから様々な番組に出演してるものを見てこの人はトークも面白いし、タイマンでの戦いも面白い芸人だなと思いました。
 そんな彼のYouTubeチャンネルにて、60分漫談は何を語るのだろうかと興味を持ち限定配信とはいえ再生すると彼のトークはとても面白く、自身の経験談や弁護士としての話、あまり知らなかった裁判の話など。彼の漫談にてすごいのはどんな過去があろうといかにドン引きされないように笑いに変えていくか。この言い換えが上手くて観客として見ていて引き込まれるのはわかるし、かと思えば別の視点から物申しをされる感覚は強く出る。
 本題にて彼の生い立ちと今思えばアレなこともこの緩急の良さは約60分とは思えない漫談で、本人はこの漫談をスタンダップコメディのようなものと言っていたが、ある種の落語のようなものと私は思ってる。この漫談のオチはとてもキレイでよく伏線回収というものがあるとしたらそのようなものを彼はキレイに組み込んでいたと思った。
 お笑いに関してド素人が黙ってろなんて言われるような時代、良いものを見て本来はこのぐらいの金額ですよと言われても本来は金を払って見るライブにもかかわらず、本人の公式チャンネルにて見れて偉そうなこと言うつもりないが「とても面白かった、そして良いものをありがとう」と思いこのnoteに表現した。

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