京都立ち飲み通信 #1
普段よく飲む場所は京都。
中でも、立ち飲みが好きだ。それも、昼に行くのが好き。
(夜は立ちっぱなしだと疲れるから、まだ元気な昼のうちに行きたいという理由)
お気に入りの立ち飲み屋さんを巡っていきましょう~~
今日は記念すべき1軒目。
天空の立ち呑み とさか
京都駅から京都タワーの方向に数分歩いたところにあるお店。こじんまりとした雑居ビルの4階にあります。
店内はザ・居酒屋という感じだけど、淡い色の木目のカウンターとテーブルの効果か、明るい雰囲気で居心地がよい。窓が大きいので、光がよく入ってくる関係もあるのだろう。窓際の席では、この大きな窓から下界を歩く民を見下ろし、昼からお酒を飲む優越感に浸ることができる。
常にテレビがついており、昼の情報番組などが流れていると、休日の昼からお酒を飲める幸せをより実感することができグッド。
夕方のドラえもんを眺めながら立ち飲むお酒もまた良し、ですが。
ここの名物は、少し変わり種のチューハイだろうか。
どん!
究極のトマトチューハイ
お酒というか、冷凍トマトのサワー漬けと言ったほうが良いと思う。
最初はトマトがかちこちに凍っており、普通の冷やしトマトですら歯に沁みる私にとってはなかなかの苦行だが、でも何だか頼みたくなっちゃう。
赤、オレンジ、緑と彩り豊かなトマトたちにレモンの黄、塩の白のバランスがとても心地よい。
味に関しても、トマトの甘酸っぱさとレモンの酸っぱさを、塩がぴりりと締めてくれるのが何とも良い塩梅なのです。
これ以外にも、「究極のレモンチューハイ」(冷凍レモンがどっさり)、「ガリチュウ」(生姜がどっさり)、「金魚」(金魚に見立てたトウガラシが入っていたような…)など、面白いチューハイが満載なのだ。
ちらりと写っている料理も、お手頃価格でおいしい!
日によって置いているメニューが少しずつ違ったりと、何回行っても新鮮で楽しいのです。
クリスマスにはこんなおしゃれなメニューも置いていた。
料理名は忘れてしまったが、ドイツとかその辺の国の料理で、第二次世界大戦中に余った食材をかき集めて煮物にしたものが始まりらしい、とかいう豆知識も添えてくれる。
エビや肉も入っていて、カニトマトクリーム?のような味だったな。戦時中でもこんな豪勢なものを食べられたのか…!と、歴史の授業で学んだ当時の日本の状況と比較してめまいがした。
立ち飲み屋さんで出てくる料理って、ふたりでつまむのにちょうど良い量で、色んな種類を食べたい私にとってはすごくありがたい。
最近あまり立ち飲みに行けていないな。書いていたら行きたくなってきた。ではまたの機会に、2軒目でお会いしましょう。
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