【妄想】もし私が真夏のシンデレラの脚本家だったら_第1話
2023年、民放の夏ドラマ一番のトンチンカンドラマ『真夏のシンデレラ』
公式サイトのストーリーを基に構成を妄想で脚色し、自己流の脚本を書いてみます。
フジテレビ関係者各位に、物申す。(※ごめんなさい)
イントロダクション
第1話
蒼井夏海(森七菜)は、湘南で生まれ育った明るく真っ直ぐで負けん気が強い性格。父親の亮(山口智充)、弟の海斗(大西利空)と3人暮らしの夏海は、海斗が幼い頃に家を出て行った母親の代わりに海辺のカフェを切り盛りしている。これからも家族でこの平穏を守りたいと思っている。
多忙ながらも充実した日々を送る夏海は、美容師アシスタントの滝川愛梨(吉川愛)、18歳の時に産んだ息子を育てるシングルマザーの小椋理沙(仁村紗和)、牧野匠(神尾楓珠)という3人の幼なじみと家族ぐるみの関係が続いている。
夏海は高校時代から匠に密かに想いを寄せているが、匠は幼い頃から身体が弱く、入退院を繰り返している。愛梨や理沙は夏海の恋をずっと応援してはいるものの、恋愛に一歩踏み出せない夏海の背中を押せないでいた。
水島健人(間宮祥太朗)は、横浜を中心に高級リゾートホテルの開発を手がける大手建設会社の御曹司。有名建築家の父と元モデルの母から、日々次期跡取りとしてのプレッシャーをかけられることにうんざりしていた。
ある日、健人は高校時代からの友人、エリート思考の強い医師の佐々木修(萩原利久)、明るいムードメーカーで女好きの山内守(白濱亜嵐)と湘南へ遊びに来た。久しぶりに朝から男友達と海ではしゃぎ疲れた健人は、昼食を取るため夏海のカフェへ入った。
健人たちが食事をしていると、夏海を幼なじみの愛梨と理沙が訪ねてくる。愛梨に一目惚れした守が、仲良くなれるよう健人と修に協力を依頼していると、店に一本の電話が入る。
実はこのカフェは、健人が任されたばかりのリゾート開発プロジェクトによって立ち退きを余儀なくされる場所にあったのだった……。