見出し画像

感謝すること、習慣化すること

昨年読み返した書籍「ハーバードの人生を変える授業」。
ポジティブ心理学の若手の第一人者である著者が、授業のエッセンスを52個にまとめたもの。
ポジティブ心理学は「人がよりよく生きるとはどういうことかを真正面から研究する学問です」というふうに紹介されています。

人生に大きな不満があるわけではない。
ただ「よりよく生きるコツ」があるのであれば知りたい。

ということで、私の本棚にずっと居続けている書籍となります。
2010年に発行されているので、もう10年以上前のものになりますね。
でも久しぶりに読み返してみて、ハッとしたことがありました。
今回はそのことについて書きます。

エッセンスが52 個ある、と冒頭書きましたが、最初に何が書かれていると思いますか?
それは 「感謝する」ということ。
一番最初に書かれているのだから、きっと一番大事なこと、一番伝えたいことのはずです。

皆さん日々感謝されていますか?
毎日感謝することが5つ思い浮かびますか?

各章でワークがありまして、感謝することの章のワークは「毎日感謝することを5つ書こう」 なのです。

この書籍の中で感謝をすることによって得られる効果は以下のように書かれています。

「人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高くなり、ポジティブな気持ちを味わえるようになった。 最終的に感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動するようになり、身体的な不調も減ったのです。」

「ハーバードの人生を変える授業」より


感謝するだけでそんなに効果があるの?と軽く驚きでした。
特に、後半の「よく眠れる」「より多く運動する」「身体的な不調も減る」。
感謝の効果、なかなか多岐にわたるようです。

ちなみに私がこのワークをやってみてどうだったか。
そもそも日々5つも感謝を書き出すことができたのか。

結果としては「毎日5つ感謝を書くことができた。ただし、なんとか5つ絞り出している状況なので、毎日同じようなことを書きがち(健康な自分ありがとう、のように)」

なんとか絞り出している感は否めませんが、やはり書くことによって「今の状況が当たり前ではない」と日々意識することができます。
これが「人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高くなり」につながると感じました。
よく眠れる・より多く運動する・・の部分は今回は実感できず。
もっと長く続けると実感できるかも。

52個のうち2番目に書かれていることは「習慣化する」こと。

習慣化。 この中で割とハッとしたことがありました。

それはその習慣が自分をもっと幸せにするものかどうか、ということ。
書籍では以下のように書かれています。

これをすればもっと幸せになれると思う2つの習慣を考えてください

「もっと幸せになれると思うことを書く」ということがすごくハッとしたんですね。

この書籍を読むまえに私が書いた習慣化リストの内容を「もっと幸せにするか」という観点で見てみました。

例えば、30回噛んで食べるとか、朝運動をするとか、自分の健康を向上するようなことを書いたんですね。
健康向上=私を幸せにしてくれる習慣な気もするんですけど、なんか弱いような気もして。
この習慣化の内容を何のために書いているのか、そもそも考え直したいなとも思いました。

次回からの習慣化リストついては、より幸せにするための習慣が何なのかというところを意識して、書いてみようと思います。



今回は52個のエッセンスのうち、最初の2つについて書きました。
ほかのエッセンスが気になる方はぜひ書籍を手に取ってみてください。
紙で読みたい方はハードカバーと単行本タイプがありますよ~!

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは書籍費用に使わせていただきます!