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今のリアル

露が侵攻して3日経った。
まだウクライナ政府は維持しているとゼレンスキー大統領が発表。

9.11 の時と時代の違いを感じずにはいられない。

一言で片付けれるものではないが、
9.11 の時は、日本のテレビだけを見て情報を得ていた。
テレビで見る映像だけ。
それも飛行機がWTCに突っ込むショッキングな映像が繰り返される。

昨年、9.11 から20年と、アメリカはニュース番組で特集を組んでいた。
今のこの状況を見て、アメリカ人はどう思うのだろう?
9.11を思い起こされたりはしないだろうか?
何を感じるのだろうか。

9.11 の年末に、NYに行った。寒かった。
正確には、WTCを見にいく為に渡米した。

9.11当日、ここにいたアメリカ人には、初めてのアメリカ本土への攻撃されたことなど言われなきゃわからないほどの衝撃と混乱でパニックであふれていたと思う。

これを言い表せることのできる人など1人もいなかっただろう。
WTCが建っていたのを、それ以前に見ていただけに、ここだけが見事に無くなっていることのスゴさに、ただただ驚き、まだガレキを片付けるショベルカーが何台も動いていたのを見て、違和感と衝撃の大きさ、あふれんばかりの花束、missingで、言葉を出すことがはばかられだ。
写真を撮ることすら、違うのではないか、祈るしかないのか。
WTCを離れるまで口から言葉が出ることはなかった。

ここに来ていない日本人は、わかるわけがない。
わかりえるはずもない。
私もわかったなんて、いうつもりもない。
言える気もしない。

その事実をどれだけの日本人が理解しているだろう…
この事実さえ知らない日本人がどれだけいるのか。
台湾にもし中国が攻めても、今となにも変わらないのではないか………

今はテレビでなく、ネットで、見ることができる。
その映像も信用できるのか?というリスクが浮上してきいているが…

ユーロ、ドイツ、アメリカ、オーストラリア、インド、中国といくつもの国のニュースをリアルタイムで見ることが出来る。

日本のテレビだけを見ていていいのか?
この情勢を直視せずに。

これが今地球の反対側で起きているリアルなのか?
という実感が出来ないのに見れる現実と、
陸続きの隣国ドイツが平然とニュースで流し続けている現実。

一斉に攻めることもできるのにしない露。
それは壊滅したいわけではなく、出来るだけ壊さずに手に入れたいからか。

経済制裁だけを叫ぶ国連。
ゼレンスキー大統領は誰も助けてはくれない、と発表。
Facebookは、露向け広告を制限したと。

それが重なれば、露を止めれることに繋がるのか?
本当に?それがリアルか?

一時も早く平和が戻ることを祈る。

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