JAL機事故に思う
正月からめでたさの真逆の事態が発生した。
それにしても、JAL機の全員脱出には感動した。チームが絶命の危機に直面した時、個人の利害を離れ、チームとして最善の判断をし、それを迅速に実行することができる、とする記述を読んだ記憶がある(たぶん「永遠の哲学」)。今回のJAL機の乗務員はまさにそれだった。しかし、沈没しかけの船から船長が真先に避難した外国の例もある。
日本人の利他の心と、チームスピリットと、日ごろの訓練の賜物だろう。JAL乗務員のみなさんありがとう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉