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NARA-Xアスリーツで挑戦したいこと

NARA-Xアスリーツとは

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NARA-Xアスリーツは、前身の2017年創部NARA-Xランニングクラブから分社し、女子マラソン強化に特化したトップチーム運営を目的に2019年1月に設立された合同会社です。

代表は監督も兼任する行政書士開業15年の大歳研悟。
現役士業が運営する全国初のトップチーム。

現在の所属女子アスリート選手は2名。
スタッフ・コーチ兼任男性選手が2名。
監督1名の合計5名体制。

チームキャッチフレーズ

 シルクロードの終着駅「奈良」から世界へ!

チームカラー

 奈良県花「八重桜」を輝かせたいより「フラッシュピンク」
 トルコ石を表すカラーからシルクロードを連想「ターコイズブルー

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◆このプロジェクトで挑戦したいこと


 ★ 奈良から国際大会を目指せる女子マラソン選手を育成する

 ★ フルタイム勤務アスリートでも国際舞台で戦える選手を育成する

 ★ 女子選手特有の「結婚・出産」後でも競技を続けられる環境づくり

 ★ NARA-Xアスリーツを通して「奈良」に興味を持ってもらうこと

フルタイム勤務の選手がトップ実業団チームの選手と互角に戦えたら面白いと思いませんか?
出産後に復帰した選手がトップ実業団チームの選手と互角に戦えたら面白いと思いませんか?

ものすごく夢のある話だと思いませんか?

NARA-Xアスリーツは、フルタイム勤務ということもあり、通常のスポーツチームよりも庶民的な側面が強いチームだと思います。地元の商店街やお店のみなさまにもたくさん応援いただいています。

何もなければつながらなかった「縁」

とくにこの1年はコロナ禍ということもあり、今までならつながることもなかった皆様と多く接する機会が増えてきました。そして応援していただける方も増えてきました。そういう方々にも恩返ししたい。

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「女子マラソン」「女子陸上」というキーワードで偶然、NARA-Xアスリーツの活動にたどり着いた方が、NARA-XアスリーツのSNSで日ごろから発信している「奈良の情報」を偶然みる機会ができ、たまたま「奈良」に興味をもっていただければ・・・。いままでつながることがなかったであろう皆様と「奈良」というキーワードでつながることになります。

私たちが全力で走れば、必ず巡り巡って「奈良」のみなさまにお返しできる。

1人でも多くの「奈良のファン」を増やしていきたい!

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※ファンのみなさまと給水ボトルを一緒につくるイベント(地元カフェとコラボ)

◆私(大歳)がマラソンと出会ったきっかけ

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※大歳研悟監督

 小学生のころ、イジメに悩み自殺も考えていた時、担任の女性先生が「明日から朝一緒に走ろう」とい う言葉をきっかけに走り始める。当時、勉強もスポーツもパッとしない目立たない存在でしたが、気が付けばマラソンはクラスでトップクラスになっていました。

  「自分の居場所が見つかった」

 マラソンに出会ってなければ、すでになかったかもしれない命。

  「マラソンに恩返ししたい」

 人生を賭けてマラソンに恩返しをしたいと思います。


◆なぜ奈良なのか?

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奈良県には実業団チームが存在していなかった。活性化するためには受け皿が必要である点。
奈良県から国際大会で活躍できそうな選手はでてきています。残念ながら受け皿がなく、県外チームにでていっています。結果として、地元中高生と接する機会が減り、「陸上競技への憧れ」は薄れてしまいます。
また、県内競技会においても、実業団選手と接することができず、レベル自体も、有力実業団のある県に比べ落ちてしまいます。

統計的にみましても、奈良県は「県外就業率」が全国トップクラスの高さであります。
ゆえに、県内企業にとってみても、雇用確保は非常に悩ましい問題であります。
私たちはアスリートをフルタイムで雇用いただくという方式ですので、受け入れ企業にとっても有能な人材確保という面を考えましても「WIN-WIN」の関係を築きやすいという特徴もあります。

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奈良はかつて日本の中心でした。シルクロードの終着駅。
神社仏閣・古墳や遺跡など歴史的な史跡は数多くあります。世界遺産も最も多い県です。
残念ながら、京都府や大阪府といった近隣府県に比べますと目に留まりにくいと思います。
日頃より応援いただいている奈良のみなさまへ感謝の気持ちを少しでもお返ししたい。

私どもは地域密着を体現していきたいと考えています。
地元の事業所様や商店街などとコラボしたイベントを行い、情報発信をしていきたいと考えています。

「女子マラソン」というキーワードでNARA-Xアスリーツに辿りついた方々に、少しでも奈良のいいところをみてもらいたい。そして奈良に遊びに来ていただきたい。
そういう思いで、奈良の情報も合わせて発信させていただいています。

◆なぜフルタイムなのか?

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アスリート引退後の問題。永遠に現役を続けられることはありません。
いつか必ず「引退」の時がやってきます。

NARA-Xアスリーツの選手は、全員フルタイム勤務をしています。
引退後もそのまま勤務する事業所で働くことができます。
就職時からフルタイム勤務しているので、一般社員と変わらず業務スキルも習得できます。引退後に新しいことに挑戦することなく安定した就業を続けられることは、現役終盤に引退後を心配することなく競技に全力で挑むことができます。

1日24時間あります。そのすべてを競技にそそぐことで競技力は本当にアップするのか?
私は違うと思います。フルタイム勤務することで会社内で過ごす時間も多くなり、練習やケアの時間は減りますが、応援してもらえる同僚の熱量は変わってきます。また、競技外時間の過ごし方を工夫することで、より短時間で練習することになり集中力も増します。競技外から得る知識やイレギュラー対応力もプロアスリートよりも豊富になり、「強いアスリート」を育てるにはいい環境だと考えています。

フルタイム勤務だからダメだ?いや、対応できることを証明したいと思っています。

 仕事100%+競技100%の両立実現

◆女性アスリートの「結婚・出産」後の競技復帰できる環境づくり

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※徳島遠征の帰路 淡路SA

日本の女性アスリート(特に陸上競技)は「結婚」や「出産」を期に引退する選手が多いです。
しかし、海外に目を向けますと、結婚出産後でも活躍する女性アスリートは数多くおられます。
特にマラソンは若さよりも経験がより必要な競技であり、長期間現役を続けられる競技だと思います。

なぜ日本の女子長距離(マラソン)は引退してしまうのか?
おそらく実業団特有の環境が大きく影響しているのだと思います。
日本は「駅伝」文化が強いです。企業スポーツとしての「駅伝」
どうしても企業チームスポーツ「駅伝」を考えると予算の都合もあり、チーム側の都合で「引退勧告」をせざるを得ないケースも増えて来るかと思います。ゆえに「結婚」や「出産」で一時休養しにくい環境なのだと推測できます。

しかしながら、NARA-Xアスリーツは「クラブ型」であり単一企業チームではなく、また全員がフルタイム勤務であるため、チーム都合で引退勧告する必要はなく、一時休業はあるかもしれませんが、「正社員」である以上、復帰も可能な環境になります。

女子マラソンにおける新しい環境を提案していきたいと考えています。

◆創部から今までの道のり

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2017年10月 奈良県庁にて創部の記者会見をさせていただきました。
当初はコーチの大歳研悟と選手の大井千鶴の2名でスタートしました。
大井選手は日本インカレの3000m障害で7位入賞している選手でしたので、他のチームからも少しは声のかかるレベルの選手ではありました。
フルタイム勤務での競技継続は最初は空回りの連続でした。

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スタート直後の2017年内こそ、学生時代の続きということもあり、そこそこの成績を出しておりましたが、同志社大学時代からの師弟関係の継続ということもあり、徐々にフルタイム勤務と練習強度のバランスが崩れ始め、疲れが抜けなくなり春には完全に崩壊しました。

また、「実業団」と名乗る以上仕方ないことなのですが、周囲からの期待は思っていた以上に高く、「実業団のくせに」という声をかけられることも増えてきました。強化実業団に比べどうしても練習時間とケアの時間、経費も足りない。それでどう闘えばいいのか?選手もコーチも心身ともに疲れ果てていました。

追い討ちをかけたのが「奈良マラソン2018」
練習のし過ぎで、大会直前3週間前に足首の大きな故障。
レース3日前まで歩くことさえ難しい状況に陥りました。
奈良県民唯一の招待選手。ここで棄権すれば、奈良の皆様に申し訳ない。
当日の朝まで悩みましたがスタートすることに。初マラソン。
ゴール後意識がないぐらいボロボロになりながら4位でゴール。そのまま担架で運ばれていきました。マラソンに対する恐怖心は計り知れないものとなりました。

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これが大きな転機となりました。

1人で活動するのはプレッシャーも大きく、また練習相手もいない。
これでは普通に活動するのも難しい。選手をスカウトしよう。
次に、2019年度はトラックレースはすべて捨てて、マラソンにだけ集中して1年かけて計画を立てていこう。

レースは奈良マラソンと愛媛マラソンの2本に決めました。
まずは奈良マラソン。ここでは確実に安全運転で「マラソンは怖くない」というイメージを作れるようにしよう。前半よりも後半ハーフの方が速いという安全運転で3位入賞でゴール。
続いて愛媛マラソン。こちらも安全運転で走り4位入賞。タイムも2時間50分をカットした。

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※愛媛マラソン2020 表彰式

2020年度、ついに待ちに待ったチームメイトが誕生した。
春合宿から合流し、4月から本格的にスタート!と行きたかったところで、コロナの問題でチーム活動が困難になりました。選手はバラバラで1人で練習することになりました。
全員が集まれたのは6月。ようやくチームとしての活動がスタート。

ロードレースが軒並み中止や延期になり、見通しがたたなかったことから方針転換し、「トラックレース」を中心に活動することにしました。大井選手は大学4年以来の自己ベストを連続で更新。またルーキー平田選手もルーキーながら学生時代のベストに近いところで結果を出せてきました。

ようやく勤務と練習のバランスが取れ始めてきた。
そして2021年の大阪国際女子マラソン。総合20位とようやく全国クラスの大会でキッカケをつかめかけてきました。

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活動は4年目を迎えました。
地元奈良ではSNSを通して応援していただける方も増えてきました。
ようやく結果が出始めてきました。

来年度にはもう一名選手をスカウトしたいと考えています。

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※2020年 奈良県選手権 1500m優勝・3位入賞

★主な戦績★

 2017年 奈良マラソン10km 優勝 ※大会新記録

 2018年 都道府県対抗女子駅伝 奈良県主将
       舞鶴赤レンガハーフ 優勝 ※大会新記録
       都祁高原マラソン 10km 優勝 ※大会新記録

 2019年 奈良マラソン 3位入賞
       関西実業団選手権 3000mSC 2位入賞

 2020年 愛媛マラソン 4位入賞
       奈良県選手権 1500m優勝・3位入賞

 2021年 大阪国際女子マラソン 20位
       関西実業団選手権 1500m7位
       奈良県選手権 1500m・5000m 優勝

 ※参考 男性コーチ(平田治)
 2021年 びわ湖毎日マラソン 2時間16分45秒(日本人40代歴代2位、奈良県記録)

2021年度は 奈良県記録(2時間35分05秒)の更新を目標にしています。


◆NARA-Xアスリーツを応援していただける皆様へ


私たちは、常識は本当に常識なのか?という問いから始まりました。
奈良県に実業団チームは作れない
フルタイム勤務ではトップアスリートにはなれない
トップアスリート女子選手は結婚出産後は続けられない

これらは常識でしょうか?

私たちは、一つ一つ課題を持って着実に前に進んできています。

「こんな環境だからできない。」いや、こんな環境だからこそできることはあるはず。
不十分であっても、発想と行動力があれば、必ず突破口はあるはず。

私たちはチャレンジし続けます。

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■おしらせ

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2021年6月30日までクラウドファンディングに挑戦中です。

もしよろしければ、サポート賜りますようお願い申し上げます

クラウドファンディングページへ コチラ


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