ノンプログラミング開発の実情
ノンプログラミング界隈盛り上がってますね。コーラルキャピタルのブログでも言及されており、市場の盛り上がりを感じます。NappsのNはNone ProgrammingのNで、ノンプログラミングでアプリを作れるのが特徴のプラットフォームサービスです
そもそもプログラムとは?
プログラムは、言語やプラットフォームの違いはあるものの、下記のような要素とフローで構成されます。
例えば、ユーザ登録画面を考えると、Inputは入力フォーム、Logicは入力されたデータをDBに登録したり、登録完了メールを送ったりといった、実際の処理、そしてOutputは登録完了ページなります。
2019年現在のテクノロジーでAIが人間に変わって全自動でプログラミングを作成することはちょっと難しそうです。
Nappsのアプローチ
Nappsではプログラムの要素を事前にデザイナ、エンジニアが用意し、それらを組み合わせるツールと、データを蓄積するデータベースをSaas形式で提供しています。
これまでのアプリ開発は1画面、1画面デザイナーがデザインし、エンジニアが実装する形で開発が行われてきましたが、Webの世界ではatomicデザインでコンポーネント化されたように、アプリの世界もReactNativeやFlutterといったフレームワークではコンポーネント化されています。
下のコードは、Flutterを使ったサンプルコードになります。この例では、ラベル(Text)というコンポーネントを縦方向に2つ並べています。
class NappsScreen extends StatelessWidget {
@override
Widget build(BuildContext context) => Column(children: <Widget>[
Text('1行目'),
Text('2行目')
],);
}
Nappsでは、このコンポーネントの範囲を広げ、デザイナーが作成したコンポネントを組み合わせるツールと、コンポネントにデータを流し込む部分を提供することで、NapperはInput/Outpu部分について、コンポーネントをドラッグドロップするだけでノンプログラミングでアプリ開発ができるようになります。
ロジックはどうするのか
ビジネスロジック部分のモジュールは、入力画面や出力画面の種類に関わらず、入力/出力のインターフェースを固め、ビジネスの処理に集中することが推奨されています。
Nappsではビジネスモジュールの求める入出力に対して、入力画面、出力画面となるUIをドラックドロップで紐付ける機能を提供しています。
ビジネスモジュールはサードパーティのエンジニアも開発できます。
まとめ
AIが全自動でプログラミングをするのはまだ遠いの未来のようですが、アプリケーションをコンポーネント化し、誰もがノンコーディングでネーティブアプリを作れる未来はすぐそこに来ています。Softeare is eating the worldの実現に向けて盛り上げていきましょう!
P.S
11/15(金) Tech Crunch Tokyoに出展してます。詳しく話を聞きたい方は会場でお会いしましょう
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