【エッセイ漫画】最近、雨の日も悪くないと思える理由
みなさんこんにちは、菜っぱです。
みなさんは雨の日、体調が悪くなったりしませんか?
私は悪くなってしまう派です……。
低気圧が原因の天気痛で頭が痛くなったり、関節痛が出たり……。
おばあちゃんかな? と、聴きたくなってしまうような状態に陥ってしまいます。
そのため雨の日は嫌いで、ずうっと天気が安定していたらいいのに、とずっと思い続けていました。
でも最近、雨の日も悪くないなあ……と思い始めたので、今日はそう思えたきっかけを書いていこうと書いていこうと思います。
猫好きなのに猫が近くにいない幼少期
小さい頃から猫好きだった私。
友達の家に猫がいると、顔を擦り付け、引っ掻かれ……。それでも猫が好き、という好きさ加減のです。
そんな猫好きの私ですが、自宅では猫を飼っていませんでした。
両親が共働きということもありましたし、父が鬱になったり、姉が私立学校のガチめの運動部に入ったりと……。そのころはとてもじゃないですが、猫をお迎えできる余裕がある環境ではなかったんですよね。
仕方のないことだな……。と思いながらも、いつか猫と一緒に暮らしたいな、という夢を胸に抱きながら、それを忘れずに大人になったのが今の私です。
我が家に待望の猫ちゃんがやってきた!
そんな我が家に、一昨年、念願の猫ちゃんがやってきました!
それまで、猫をお迎えするなんて話は少しもしていませんでした。でもなんとなく家族の中に「動物を飼ってもいいかもね〜」という雰囲気はすこーしあったかな?
みんな、仕事と生活に余裕が出てきた頃だったんです。
親は五十も半ば。お仕事はあと数年間、定年まで流すだけ、と言った様子。
私自身も転勤が多かった仕事をやめ、実家に戻って在宅の仕事を始め、家族みんなで家事を分担するようになったので、一人一人の時間に余裕ができ始めていました。
この余暇を何かで埋めて人生を充実させたいけれど、何で埋めるべきなのか……。
多分家族みんながこんなことを考えていた時期だったと思います。
そんな時に母の友人から飛び込んできた「誰か猫ちゃん飼えませんか?」という連絡が入ったのです。
どう見ても親とはぐれた野良猫ちゃんを保護してしまったとのこと。
友人さんは猫ちゃんの写真を送ってきてくれたのですが、その写真が可愛くて!
「もう、運命?」と思った瞬間、脳みそに電流が流れたのを感じ、その後はずっと写真の猫ちゃんのことしか考えられなくなってしまうという症状が出たほど。
同じように家族みんな、その写真にメロメロになってしまったのでした。
そしてやってきた猫ちゃんは無事に我が家の一員になりました。
嫌いなことも悪くないと思える日が来るかもね
猫ちゃんはいつだって可愛い生き物です。
お腹がいっぱいになってひなたで伸びているところも可愛い。
遊びたくって仕方がなくて、にゃーん! と言ってくっついてくるのも可愛い。
夏、暑さに耐えられず、野生では隠すべき弱点、白いお腹を丸見せしているところも可愛い。
——仕事で作ったイラレデータを保存前に消されても可愛い。(許す)
……猫にはいろんな可愛さがありますが、その中でも一番私が「可愛いなあ」と思う瞬間は、寒い日の猫ちゃんです。
な、ななんと! 寒い日の猫ちゃんは私が寝ているお布団の上に乗ってくるのです!
素晴らしい1 この幸せな重み! プレシャス!
一度胸の上に猫ちゃんがずしーんとスフィンクス座りで乗ってくる体験をしてしまうと、またあれが欲しい、あのシュチュエーション、はよ! と推しの素敵なスチルだけを執拗に欲しがる厄介オタクに成り果ててしまいます。
だって脳内麻薬が出るんだもの。幸せなんだもの。
そんな猫ちゃんとの暮らしを送っている間に、いつの間にか私にとって雨の日は頭痛に怯える日ではなく、可愛い猫ちゃんを楽しむ素敵な時間になったのでした。
この経験を忘れずにいれば、今苦手だなあ、と思っていることも、いつか悪くないじゃん、と思える日がくるかもしれませんね。
こちらの記事は個人ブログの再掲となっております。
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