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【エッセイ漫画】卵直売所での恥ずかしい出来事

なんでなんでもかんでも口に出しちゃうんだろう

あなたは一人でいる時、思考として浮かんだことを心の中で留めておけるタイプですか?


YESと答えた方。すごいですね! そのままでいてください。

NOと答えた方……。あなたは私の仲間ですね!


一人、自宅で仕事をしている日々が続くとどうしてもひとりごとが多くなってしまって……(言い訳)


自宅ならまだいいんですが、外でやっちゃうとものっそい恥ずかしいですよね。


もうみんなひとりごと言ってくれたらいいのに

私は独立するまではメガネ販売員をしていました。


そうなると接客ももちろんすることになるのですが、寡黙な方だと「あ、一人でゆっくり選びたい方なのかな?」とこちらも判断し「何かわからないことがあったらお気軽にお声掛けくださいね〜」と言ってその場を離れることが多かったです。

でも、後から聞いてみると「一人で選ぶのは難しいから店員さんと一緒に選んで欲しかった」と溢す方も多かったり。


先に言ってくれー! と言いたくなってしまうところですが、これは完全に私の察知スリル不足です。

ごめんね。私、全然カリスマ店員じゃなかったからさ。

もう少しチラ見しておくべきだったね。


そんな時、助かるのがひとりごとが多いタイプのお客様です。


「これ、私に似合うかな〜? ……よくわかんないや」


そんなふうに一言呟いていただければ、販売員はバビュンとそのお客様の元へと迎えます。


そのほかにも「このお店、もっとこういう商品あるといいんだけどなあ……」とか「新商品いいな、欲しいかも」だとか、そう言った要望に関する独り言もありがたかったです。


自分のひとりごとは恥ずかしいけれど、他人のひとりごとは結構助かることがある。

よくよく考えてみれば、ひとりごと、悪くないのかも……。


あんまり小さいことを気にしすぎない方がいいのかな?

直売店で卵を買って、おじさんにひとりごとを聞かれた時はものすごく恥ずかしかったけれど、よくよく考えてみればおじさんはそんなに私のことなんて気にしてないですよね。


むしろ、仕事をしていた私がそう思ったように、購入者の意見を聞けて嬉しかったまであるかも。


そう思うとあんまり小さなことを気にしすぎない方がいいかもしれませんね。

くよくよするより明日にいかそう。


それにひとりごとを気持ち悪がる人は、自動的に私から離れていくだろうし。

私は残った人を大切にすればいいのかもしれませんね。


こちらの記事は個人ブログの再掲となっております。

よかったら、そちらも覗いてみてください↓

https://www.nappa-ohitashi.com

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