js-STARの教科書 XR+対応版 #60 〜11.js-STARアプリ版
iPhone用のアプリでは、度数の検定(直接確率計算1×2、直接確率計算:母比率不等、直接確率計算2×2、カイ二乗検定の4つの分析プログラムを使用できます。
スマホ版と比較して、データ入力を簡単にするインターフェースと結果データを他のアプリと共有できる点が特長です。
動作確認はiOS15で行っています。
11.1 アプリ版を用意する
iPhoneを使ってAppStoreからダウンロードすれば、だれでも無償で利用できます。
「js-STAR」で検索してください。
■画面構成と使い方
分析プログラムによって多少画面構成に違いがありますが、アプリ版の基本的な画面構成は大きく4つから構成されています。
❶ js-STARメニュー
度数の検定や説明画面を選択するトップ画面です。
❷ データエリア
データの入力を行います。小さな長方形のセルレイアウトです。
セルをタップすると(アクティブにする)とソフトウエアキーボードが表示されるので、数値を入力します。
❸ 計算ボタン
データの入力後にタップすると、結果が出力されます。
【計算!】ボタンの隣にある【×】はデータと結果を削除するためのボタンです。
❹ 結果エリア
分析結果が出力されます。
❺ データ増減ボタン
データエリアに対応した増減ボタンです。【+】【-】をタップすると、セルの値が1ずつ増減します。データ増減ボタンを使うと片手で操作できるので便利です。
❻ 共有ボタン
結果データを他のアプリと共有できます。
ボタンをタップすると、共有可能なアプリが表示されるので選択します。
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