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【ハワイ百景】ハワイだから全部OK

今朝、オアフ島に1年間留学に行く夢を見ました。

私の顔はキラキラしてました。夢であることは置いといて、マジで現実から解放されて未来にワクワクしかしていない顔面でした。

父がハワイ大好き人間だったこともあり、青木家では数年に1度ハワイに行ったりしていました。

小学校の頃から根っからのすみっこ暮らしだった青木は、プールサイドの木陰にいた少年と「ネッシーは本当に存在するのか」という白熱した議論をしたのがいちばん楽しかったです。おさかなさんはデカくて怖かったし、プールでヘアゴムを落としてしまい、色々飛躍して「逮捕される…!」と妄想がとまらず夜も眠れませんでした。

高3の時に、兄がハワイに留学していたタイミングで、両親と再ハワイしました。太陽がまず無理すぎて、海は夜に遊びに行きました。かろうじて1回だけ昼にも海に行きましたが、一瞬写真だけ撮ってあとは退散しました。女子高校生なのにです。自分が思ってた女子高校生じゃなかったです。

学校が終わって、ご飯を一緒に食べていた兄に「なんで留学っつってアメリカでもなくイギリスでもないん?」と聞くと、「いいかお前、ちょっと寂しさを抱えている人間が、安易にリロ・アンド・スティッチを観るもんじゃねえよ」と言っていました。

まあハワイだしな。オールOKですね。楽しみ方は人それぞれやな。

帰国後、当時付き合っていた彼氏に「わしぜってーハワイに永住するわ」と告げ、3年後そんなん忘れた頃に「俺、さりちゃんをハワイに永住させるだけの財力も権力もないから別れよう」と言われました。覚えててくれたんですね。ありがたいです。だがフラれてしまったのは癪だったんで、元彼の家の靴を全部左右逆にして帰りました。

ハワイは日陰にいても、夜だったとしても、忘れてたとしても、全部許してくれるから好きです。

あ、そういえば、現地の動物園で、当時中学生だった兄が自分のお小遣いで買ってくれたホワイトタイガーのぬいぐるみ(通称「ヤタガラスくん」)は今でも寝室に置いてあったりします。もう一体、フラミンゴのぬいぐるみ(通称「イェンクックちゃん」)は買ってくれた兄が「俺も欲しい」とか行って拉致していきました。

今どうしてるんだろうな。

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