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新しく学ぶたのしみ。

これまで興味があって踏み出せなかったものの1つが、投資。
職場で確定拠出年金を始めたことをきっかけに、少し前から自分でも投資信託をはじめて、今はETFと投資信託の違いをハラオチさせるための吸収期間中。

説明を読んだりYou Tubeで解説しているのを見たりしている。言ってることは日本語だから理解できるような気がするけれど、わかったとは言えない感じのまま。

仕事を教えてるときに、新入りさんが「わかってるつもりです」って言うんだけど毎回違うことをして間違えていて。何度も教えてもらってるのに、当人はわかってるつもりだから学び直しになっていないのを見ていて、わかった気になったのを気持ちを折らずに勘違いだと崩すのは、どうするのがいいかに頭を悩ませる。
だから、自分では人に教えることができるくらいになって初めてわかったって言おうと痛感する日々なので、まだまだ投資新入りとして、真摯に学ぶだけだと思うところです。

ただ、やりだして確実に良かったことがあった。学生時代からいつも掴めていなかった円安円高の感覚がようやくわかったこと。
やらなきゃわからなかった、わかろうとしなかったことを、体感して掴めたんだと思う。

ここ最近の円安の話題が多い時期だったこともあるし、少額の投資ですら自分のお金に増減があると、受け止め方に本気が入る。
株の売買だとかFXでどうこうしているわけじゃないのに、ほんのちょっと入金した自分のお金が、毎日少しずつ増減していて。そして世界のニュースと相場が密接に連動していることがわかって、見ていただけなのに掴めたものがあったことに感動した。

一万円でも、学ぶのには充分すぎる。
ポイント投資も何年かやっていたけれど、現金とポイントとではこんなにも差があったのかと驚いた。
ただ、減って減って減っていても、必ずプラスに転じていくものなんだということを理解できたのは、ポイント投資のおかげ。長期投資は必ずプラスに転じる歴史だって聞いても不安だったのが、本当にそうなんだな、じゃあお金もやってみようと思えたのは事実。
そうしたスモールステップが作れたことは感謝だなぁ。

それだけでもやった甲斐があったし、金融教育の未熟さを日本が全身で反省して変わろうとしていることにみんなが同調していってほしいと願う。

そもそも金融の学びを、学校に頼ることじゃないんだとは思う。お金の価値観の感覚差は、生まれ育った家庭に大きく由来するし、歴史や宗教なんかよりもっと日々のことに直結していて、家族で育てて自分で鍛えていかなければいけないのが大前提ということは、忘れないほうがいいと思う。
それはどの教科でも言えることだということも。

それでも加えて学校でも教えてくれるのは、とても羨ましい。形骸化せずに、上手に使っていってほしい、学びを。

そんな学びを受けた若い世代に迷惑かけない程度に、自分のお金もちゃんと育てたい。

理解はできていないけど、ETFを買ってみることにする。やったらわかること、あるはずだから。
なんでもそういうことの、積み重ねなのだといいな。

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