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反射でどんだけいけるかねって自分との勝負なわけよ

前の会社に勤めていたときの話。

私が勤めていた会社はとにかくデカい

いわゆる「大企業」ってやつだ

どれくらいデカいかというと
世界で一番デカい

らしい

ほんとかよ


私は社内婚だ

パートナーは営業職
私はデザイン系採用で、企画職
職種と部署が違う


さっき書いたが、腐っても大企業

いいこともあるが悪いこともあれば
古いことも色々ある

全部ある

ほんとかよ

その中の一つに
社員の家族参加もOKな巨大すぎて
逆に雑なバーベキュー大会がある

毎年恒例だ

これは全社的な集いだが
主にパートナーの部署の参加者が多い

私は行くつもりはなかったが
当たり前な肩書を言うと
私は主人の妻なので

家族枠でたまには来れば?

と主人が言うので行くことにした。

本部が違う私はもはやここではアンチェーン

目的は一つ

爪痕を残すこと

どんな爪痕でもいい

私がどんな振る舞いでも
主人のプラスになればいいのだ

こんな嫁じゃ大変だなぁ…お前…
でもいいし

こんなヤバイ嫁最高だな!お前!
でもいい

メンタル的には…という話だが
こちとら自分のどんズベリした
トークがAbema TVでそのまま生放送で
流れたこともあるんだから

たかだか会社の酒の席で何やらかそうが
もう関係ねー!って思ってますから
バッキバキですから。

Abema TVのやらかしはまた別の機会に

話が逸れたが、
いや、わかってますよ、
わかってんの!

Abemaでスベッてどえらい恥をかいたとて
そんなこと覚えてるのは自分だけで
誰も素人の私に期待なんぞしてないし
そんなことは記憶もしていない

ただたんに
自分の中のインパクトは大きくても

メディアは、大衆は、視聴者は
私のことなど知らない
そして誰も覚えてちゃいない

ただ消費されるだけ
それがいいのだ

素人という肩書に雲隠れできるのだ

でも会社はリアル
ここでやらかすことの方が
はるかにヤバイ

でもね、って話


久々に会う人や
もう2度と会わない人もいるかもしれない
あと、これから再会する人もいるかもしれない

そんな中で、何も印象を残さず
無味無臭な人で帰ってくる意味ある?

何しに朝早くから立川まで行ってんだって話
私の中のseKine(旧姓)が許さないよってこと

だ、か、ら、か!

溜まりに溜まったフラストレーション
言いたいことも言えないこんな世の中は
poison状態の私ですから、

トークがかかり気味、走りがち

反省

でも、昔の上司や先輩、声をかけると
とても暖かく迎えてくれた

私が新人だった頃は仕事大変だったけど
なんだかんだ言って楽しかったね
なんてらしくない話し、して、されて

お前がいてくれた時は楽しかった
って言ってくれる人もいて

ほんとかね?

ちなみに当時、
私全くそう思われてないっぽいよ?

その後それがエスカレートして
私はこの大企業様を辞め転職した


それもまた別の機会に

で、

そのバーベキュー大会で
一番言われたこと

「facebook見てるよ」

見てんじゃねーよ!

今更facebookの投稿長い奴ダサいんだから

こっちは、10人しか見てない
見積もりでパッション垂れ流してんだから

そこで、じゃ書くなよ、はナンセンス

異論は認めないよ!

あと、頼むから、主人に
嫁のfacebook見てるよ

って言わないでくれ!

こっちは、何もかも言わずに
私がどこで何やってんのか知らせてないんだから

主人は私の動向に興味ないんだから
私の情報を入れないでやってくだせぇよ

一緒に住んでフィジカル共にしてんだから
ネットの世界でくらい別居させてくれ。

語弊がありそうなので
付け加えておくが、我が夫婦は
パートナーシップを組み至って良好

絶妙なバランスで円満を取り持っている。

そのために必要な距離感でもんが
あるでしょーよ!

だからネットでは繋がっていないのだ


そしてもう一つ言われたのが

「変わってねーな」

変わらなきゃいけないことと
変わっちゃいけないことと
変わりたくないと自分が思うことと
色々あると思うが

そう人は変わらないから

こいつっぽいな、と誰かが思う私を
色濃く、紐解く、と未だ変わりなく…

むしろ…と思ってもらえたらと
思うばかりで。

己のルサンチマンや葛藤をネタにするのなら
切実じゃないと伝わらないと思っていて

私は徹底的にリアリストでありたい

その方が向いてる気がしている

お世辞や思ってもないこと、
誇張表現はできない

自分を取り繕ってまで共感できない人に
無理やり寄り添うつもりなんかは毛頭ない

そもそもそれができないわけで

できることなら
できるようになりたいもんだが、

できる人はもう40歳も見えてきたいい大人が
こんなこと今更思わず、ちゃんと自然に
やれてることでしょうよ

羨ましい限り

そんなことを思いながら

当時私が所属していた部署名に
「教育」ってついてるもんで

「教育って何やってんの?教えてくれよ」
と言う酔っ払った偉い人に

「教育なんかよくわかんないから
そんなことより調教してやるよ」

とケムに巻いても爆笑してくれる
おじさんたちに乾杯だよ

イソジンの香りは浪漫なんだろ?

そこはリアル知らねーから
それきっかけでおじさんたちの
若い頃のあんな話やこんな話で
ゲラゲラ笑ってくれよ

私には
なんちゃらハラスメントなんか気にしないで
ノールールで言いたいこと言って頂いて
構わなくてよ

全力で受身取る準備は
こっちできてんだから

やめよーぜ、御察しのそれ
つまんないって

己が何者かわかんないやつ
ごめんだよ

肉体言語ぶつけ合ってこっちは
ヒリヒリしたいわけよ

あの日はそんなバトルの現場に久々に
立ち会えた気がして楽しかった

頭と口、反射的に動かしてたいのよね

止まると退屈なの

そして衰えそうで恐怖

それを払拭するために今日も私は
誰か相手に話すし、
人の話を聞いてたいんだよね…

ってことを徒然なるままに書いておくよ

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