日本の成人男性の二大特徴とは

日本の成人男性の二大特徴って何か?

「趣味がない」 

「友達がいない」

だそうだ。

残念すぎるだろ。
というか本人が気にしてなかったら
完全に余計なお世話だろ。
誰だこんなこと言った奴は。 

と、思ったが少し冷静になって自分の周囲を
見渡すと当てはまる方々が多くいらっしゃる。 

過去に私は趣味が無いのが悩みって人に
真剣に相談されたこともあったな。 

他所から引っ越してきて友達が出来ないとか、
作り方が分からないって人にも相談されたことあったな。

俺はそんなことで悩んだこと一回も無かったし

俺にはその悩みは何も分からなかった。

俺に聞いてる時点で、あなた手遅れだよ。

とは、口が裂けても言えない小心者の俺だ。

学校のテストじゃないんだから
自分の悩みに正解なんてないよ。

何事においても正解があると信じて疑わない人は一定数いるみたいだ。

インターネットの発達した情報化社会において自分が何かを成せないのはこの情報を知らないからだ。このツールや、ノウハウさえ知っていれば成功できるんだ!!

みたいな考えや思い込んでるような人は
本当に多い。 残念だ。 

だから変な情報商材みたいな商売がいつまでも残るんだろうなぁと感じる。
おっと、話が脱線した。

成人男性は特にその傾向がある。
俺の肌感覚だけどね。

それで何で俺に相談したのか聞いてみたら
俺がスケートボード20年以上継続していて、
且つ交友関係も広いと思われていたからだ。

こう書くと確かに俺は日本の成人男性の二大特徴とは真逆だなと思った。

他人からそう思われるのは中々に光栄なことだなと思った。 

中年になると他人に褒められる認められることなど、そうそうあることではないから。

自分に甘く、他人に厳しくが人間であり、
社会の常だからな。 
それは俺自身もそうである。

また話が逸れてしまったが

まず、「趣味が無い」という点についてだ。

日本では、仕事が人生の中心に置かれることが多く、趣味に時間を割く余裕がないのが現実だろう。 

労働時間が長く、休日も少ないとなれば、
趣味どころか、息抜きさえままならない。

多くの中年男性は、平日の終わりに缶ビール片手にスマホやテレビをぼーっと眺めるのが精一杯だろうか。

スマホでYouTubeやNetflixで動画を楽しむことも、見方を変えれば趣味と言えるかもしれない。しかし、これらは受動的な活動であり、
具体的な活動とは言いにくいと思うので
周囲からは「何もしていない」と思われがちだろう。 

実際、こうした活動で満足しているにも関わらず、社会的には「趣味がない」とされてしまうだろう。

俺自身もこれを「趣味」と呼ぶかどうかは議論の余地があると思うが、少なくとも楽しむ余裕を見つけるのが難しい社会構造にいることは確かだ。 なんせ皆んな忙しい…。

次に、「友達がいない」について。
現代の日本人男性は、プライベートな関係を
築くのが難しくなっているだ。

友達を作ろうにも、仕事のストレスや競争社会の中で、自分をさらけ出すことが億劫になり、結局「孤立している方が楽」という結論に至る人も少なくないだろう。 

孤独で居たい。と誰かと居たいが行ったり来たりといったところか。

ある独身中年男性の日記を読んだが
休みの日、午前中に生活用品の買い物を済ませたらそこから何もやることがない。働いていれば業務上の理由で他者と関わることがあるが
休日はソレらが全く無いので憂鬱だと書いてあった。 

その人は家族や恋人が欲しいわけではない。

ただ、誰かと話がしたい。と

このまま5年、10年と何も変わらずに
時が過ぎ、年老いていくことが恐ろしいとも
書いていた。

俺はその人じゃないし、
見たことも会ったこともないので
想像するしか出来ないが
とても深刻で悲痛なメッセージだと思った。

俺にはどうすることも出来ん。

そのような人が社会問題の一つとして
挙げられるほど世に溢れていることが
マジで恐ろしい。

孤独な中年男性は何がきっかけで
世間や社会にいつ牙を向くか分からんからな。

別に俺は中年男性を、貶めたいわけではない。

こう言った人を生み出している社会構造や
背景に疑問を持っている。

逆にいえば、そういった人達に、目を向けることが出来るくらい豊かになった証拠なのだろう。 

まぁ 俺がこんなことをのらりくらりと
考えられるのも自分の今がいい状態だからだ。

悪い状態ならこんなこと考えられない。
自分のことだけで精一杯だ。
色んな悩みや問題があるもんだ。

世の中も、人間も、まだまだ分からないことが沢山ありすぎる。

おしまい。












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