【英語ができない人へ】日本一シンプルな英語習得ロードマップ
はじめまして!ベンチャー企業で働くnaoyaです。
普段はセールス(メーカー営業)として活動してるんですけど、如何せん僕は営業が突出してできるわけではないので毎日悪戦苦闘してます。笑
なんて言葉を聞いたことはあるけど、一体自分の得意なことは何なのか。
23年間考えてきたけど、「大学在学中アメリカ留学に1年だけ行ってたから人並み以上に英語ができる」&「TOEICできる(960点)」しか思いつかないんで、ひとまず英語について発信してみます。
英語を習得するために学ぶべき3要素
最初に「英語を習得した(英語ができる)状態」を定義しておきます。
僕の中で「英語ができる」とは、
具体的に言うと、4技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)のスキルで何の不安もなく生活ができる状態です。例えば以下のようなイメージ。
4技能を習得すれば、海外で買い物や賃貸・就職/転職・ビザ発行・通院など何事も問題なく生活できます。
「英会話だけできれば良い」とか思う人もいるかも知れませんが、文字を通じて情報収集(Reading)やSNSで発信(Writing)など、日常生活でも4技能はよく使います。どうせなら全部学んでかっこよくなりましょう。
本定義の元、英語を習得するために学ぶべきことは3つに集約されます。
「単語・文法・発音」
この3つを学んでいけば、確実に英語ができる状態になります。
何も目新しさなんてありません。先生10人中10人が納得するでしょう。
ただこれらを学ぶ時に、結構な確率で皆が陥ってる罠があります。
よく聞きませんか?
「やっぱり英語って単語命よな。まずは単語帳覚えるわ。」「文法なんか知らんくても話せるで?」とか。
確かに、単語分かれば雰囲気で文章の意味は理解できるかもしれませんし、
ノリで押し切れる人は文法はいらんって思うかもしれません。
ただそんなん最初だけです。簡単な例を挙げます。
ex. 単語だけ知っているケース
思いつきなので良い例かはさておき、
「When/it/come/to/you」の簡単な単語同士でも、そのまま直訳したら違う意味になっちゃうんですよね。単語だけ知ってても語と語の繋がりを知らなければ、すぐにボロが出る。1箇所分からなければ、その後に続く文章も頭に入ってきません。
ex. 文法を知らないケース
What do you mean?
英語苦手な人でも、この文章は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
「どういう意味?」って和訳で、音も似てるから覚えやすい。ただ、文法を覚えてないと全く応用が効かなくなります。
Q. 「あなたは何をしたいですか?」を英語で表現してください。
と言われて頭にすぐ浮かんできましたか?文章構造は全く一緒です。
「What do you mean?」は意味がわかるのに、文章構造が同一でも少し単語が変わるだけで、別物に見えて意味不明になる。これが色んな単元(比較、関係詞など)で発生して、英語が嫌いになる。
英語が続かない典型例じゃないでしょうか。
これは「What do you mean?」という文章を文章として記憶しているから発生する問題です。
文法の知識があれば、単語が変わっても文章構造を理解しているので簡単に文章を作ることができます。すなわち、汎用性に繋がる。
なので文法はmustです。
発音も、文法に即した文章を正確な音で発することで成り立ちます。
「単語/文法/発音は全て密接に繋がっている」
これを頭に刻み込みましょう。3要素は密接に繋がってるので「〇〇から」ではなく、同時並行で全て学ぶことを意識してください。
英語を学ぶ上で1番大事なこと
英語学ぶ上で1番重要な絶対原則をお伝えします。
英語のみならず、全ての物事に通ずる絶対原則だと思っています。
1番大事なのは、このマインド。
我々は学生時代に長くて10年間(中学~大学)、英語を学ぶ機会を与えられます。ただ悲しいことに10年間の学習期間があるにも関わらず、99%の方が英語を話すことも聞くことも、何もできない。僕の友達は疑問文も作ることさえできません。笑
野球10年してるのに、ボールに1回もバット当たらん状態と一緒(えぐい)。
その理由は、「テスト前に単語暗記して覚えた気になる」「参考書何冊も買って勉強した気になる」「【中学英語最短で】とか【○時間でマスター】のYouTube動画見て、気持ちよくなる」など、全てわかった気になってるだけやから。
10年勉強してきて英語できひんのに、数時間でマスターなんか幻想に過ぎません。根本からやり方を変えましょう。日本の学習方法だとインプット過多なので、自分で強制的にアウトプットする場を設けることがポイントです。
アウトプット至上主義
アウトプット:インプット=9:1ぐらいの勢いで問題ないです。
あまりにも頭でわかった気になるケースが多いので、自分の脳内から英語を外に出す。これを1日1,000回は自分に言い聞かせてください。
自分の脳内に知識を出すことで、「わかる」→「できる」に変わります。
「最短」や「○時間」に惑わされず、一歩一歩勉強してください。
とにかく英語に慣れること
具体的にどうアウトプットすればいいのかは後日に回します。
英語習得を加速させる2つのこと
「音読」と「継続」です。
①音読
文字通り、"音"に出して文章を"読"みあげることです。
これがなぜ重要なのか。理由は人間の記憶構造にあります。
人が何かを記憶する時、なにかしらの感情が必ず動いています。
その感情の動きが大きいほど鮮明に覚えているものです。
恋人に振られた時、部活でミスした時、友達とワイガヤした時の記憶は瞬時に思い出せるはずです。
その構造をいかに利用するかで英語習得のスピードが劇的に変わります。
偏差値30の僕が、現役かつ1年間の勉強だけで偏差値65~70の大学に合格できたのは「音読」のおかげと言っても過言ではありません。
英語を覚える際は、いかに感情を動かす(五感をフル活用する)か考えましょう。音読をすれば、少なくとも「視覚」「聴覚」が刺激されます。加えて、「発声」という運動も行っているので格段に脳が活性化します。
単語をぼーっと眺めてるだけの時とは大違いです。
京大芸人のロザン・宇治原さんが軽い運動をしながら学習を行っていたのは有名な話です。それだけ脳を活性化させることが命運を分けます。
②継続
これは当たり前なので詳しくは語りません。
何事も一朝一夕で成り立つことは無いので、毎日1秒でもいいから英語に触れ続けることが重要です。
持論ですが、「週2日英語勉強する」より「毎日英語勉強する」って決めた方が簡単です。理由は「週2日」って決めちゃうと、自分の中で逃げ道を作れるんですよね。
「ex. 月曜日って決めてたけど、今週は水曜日っていいっか~~」みたいな。
逃げ道を作らないためにも、「毎日起きたら絶対に机に座って問題解く」「毎日帰宅したらすぐオンライン英会話繋ぐ」とか、こういった部分は思考停止した方が楽です。
無敵のサイタマでさえ、毎日腕立て・上体起こし・スクワット・ランニングをやっているわけです。
10年間英語ができない我々凡人がやらない手はないですよね。
おまけトーク
拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます!
誰か一人でも参考となれば幸いです。
おまけトークはよくある勘違いをご紹介。
こういった声をたまに聞きます。
ただですね、日本語ネイティブの我々は日本で完璧に仕事できてますか?
否。
日常的な日本語話されへんのに、ビジネスばりばりできる日本人なんか存在しないですよね。一方、逆はなんぼでもいます(like me)。
ビジネス英語を学ぶのは、「英語ができる」状態になってからで大丈夫。
実際ビジネスで英語を使う現場に立ってみないと、どんなコミュニケーションを取ってるのかわかりません。加えて、生活する上で困らない英語を習得していれば、コンビニでアルバイトはできるんで生きていけます。
あとTOEICは一般的な基本的な単語と文法抑えて長文に慣れたら、特段TOEIC用に勉強しなくても700点は取れます👍
またこちらもお伝えします。
Catch you later!
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