「裏方」ほど面白い仕事はない?~(240813)
〇部のチームスローガン
「シン・価値創造~滲み出せ、はみ出せ、出しゃばれ~」
★「人の行動はすべて、目標によって確定される~人が生き、行為し、自分の立場を見だす方法は、必ず目標の設定と結びついている。一定の目標が念頭になければ、何も考えることも、着手することもできない。」(アルフレッド・アドラー「性格の心理学」)
☆8月の目標【第2四半期の中間月。人のつながりを大事にし、声をかけあい、厳しい言葉にも耳をかたむけよう。難しい課題があるからこそ、一人だけ、自分たちだけ、では解決できない。本気で取り組むからこそ、人の知恵と力を借りることも大切。併せて、休暇の予定もしっかり立て、メリハリをつけることで、集中力を高めよう。】
○八月「山の日」三連休はいかがでしたか?
・酷暑の中、八月「山の日」三連休はいかがお過ごしだったでしょうか。それぞれリフレッシュはできたでしょうか。
・我が家では三女のみが帰省。長女夫婦&孫怪獣2人の帰省はなく、いつになく静かな休暇でした。夫婦両家の墓参りは恒例として、いつものとおり初盆参りなどで過ごし、変わったことといえば、12日(月)に中学の還暦同窓会がありまして、地元実行委員会として多少のお役にたったぐらいでしょうか。
・家族が遠方から帰省しても、墓参りや親戚への挨拶以外は、特段の行事もなく、友達と会ったり、それぞれ思い思いに過ごし、朝昼晩の食事と宅呑みを共にするぐらい。それでも散らばっている家族がこうして同じ時間を共有するのは、それぞれが健康で元気だからできることで、実は有難いことだと思います。
・また、同窓会についても、大分鬼籍に入ったとはいえ、80人近くの同級生が集まり、酒を酌み交わし、たわいもない話で盛り上がれるのも、これまた、健康で元気であればこそできること。重ねて有難い事と実感しました。
・さて、本当のお盆はこれからですが、役所は通常運行。いつもの風景、いつもの日常が戻ってきました。来週は当部各課も様々な「山場」を控えており、息つく間もありませんが、全員で乗り切ってまいりましょう。
○花火大会と夏空ダンス~「裏方仕事」にこそ面白さがある
・8月15日は、全国的には終戦記念日、あるいは、精霊流しとなりましょうか。一方で、本市においては恒例「人吉花火大会」となっております。
・みんなが楽しめるイベント成功の陰には、準備、段取りと当日の運営を支える裏方スタッフのチカラが不可欠であり、かつ、大変重要です。
・当部職員も、応援職員として参加いただく方々には、お盆で公私ともにお忙しい中に、裏方としての役割を意気に感じてスタッフとして参画くださり、心から感謝しています。ありがとうございます。
・さて、一昨年は人吉出身タレントの内村光良氏監督の映画「夏空ダンス」の撮影が行われました。当日は実は雨がちでしたが、奇跡的に雨が上がり本物の花火をバックにしてダンスシーンも撮影できたところです。
・当時の映画撮影の現場に少しお邪魔しておりますと、表にでる監督やキャストはもちろん素晴らしいのですが、早くから現地入りし地元や撮影地との調整など、「裏方」で奔走する若き演出補助や撮影スタッフの皆様の奮闘ぶりもまた胸を打ちます。
・華やかなスクリーン上のシーンの陰にはこのような方々の努力や働きがあることを忘れてはならないなあと思うとともに、変化に臨機応変に対応し、スケジューリングを組み直しながら、監督や現場、制作側の要求に応えていく「段取り力」に感心しています。
・時系列にそって誰が何をどうやるのか、段取りのフォーマットも分かりやすく、その仕事のやり方は大変参考になります。
・全てはよい作品をつくり人々に笑顔と感動を届けるために、だとは思いますが、それぞれが自分に役割があり、その力を発揮でき、それが「かたち」になることに喜びを感じ、きついながらもその仕事をそれぞれが楽しんでいるようにも思えました。
○自治体職員の仕事の本質は「裏方」にあり
・思えば、私たち市職員の仕事も決して表に出るものではありません。
また、やって当たり前、感謝されることもなく、逆に、批判やお叱りを受けることも多々あります。それでもなお、市政運営の準備、段取り、実行、後始末の各過程において、人知れず、裏方としてやっていくのが日常の仕事です。
全ては「目指すまちの実現」のために。そして、住民の方々の「笑顔」のために・・・。
ではありますが、全体が目指すところと細部の段取りがわかっていないと「裏方」はできません。
「自分」のためにも「裏方」としての仕事の面白さに、もう一度、目を向けてみませんか。