やるぞ!!

直家さんは今朝、ちょっと落ち込んだ顔をして起きてきた。

嫁は、その時すでに起きだして、朝風呂に入っていた。
ちなみに、嫁は読書の時間を確保すべく、
風呂には書籍を持ち込む。
電子書籍を読む場合には、防水のケースに入れている。

直家さんが落ち込んでいたのは、
YouTubeメインチャンネルの登録者数が減少したこと。

人間、承認がすべて。
お金がもらえなくても、承認があれば動くことが多々ある。
というか、お給料や手に入れるすべてが
「承認を得るための道具」
となっていると言っても過言ではない。

なぜ承認を得たいかと言えば、
自分の存在を肯定してほしいから。

人間は社会的な生き物。
社会の中で生きていくには、生き延びるには
「あなたがいてくれてよかった」
と認識してもらえないなら、
飢餓の時代には実際に「口減らし」が行われた。

どう考えても「承認欲求」は、人間の本能に組み込まれている。


だからこそ、「承認」を対象とする人間に意図的に与えれば、
「洗脳」もできてしまう。
相手の行動を操作できてしまう。
これの小規模なものが、いわゆる「アメとムチ」。

「アメとムチ」と言われれば、
だれもが「言われてみれば」と思うのではないだろうか。


嫁としては、直家さんには、思う事をどんどん発言してほしい。
もちろん、あまりに危険な内容は、
嫁や家族がストップをかけることもあるが、
それでも、自分の使命と思う内容をしっかり発言してほしい。

でも、直家さんには「家長」としての立場もある。
「嫁を食わしていかなくては。
子供ができたら、十分な養育費を稼がなくては!」
という責任感もある。


もし潤沢な資金が、どこからともなく入ってくるとしたら、
直家さんは、今朝のように落ち込むだろうか?


人間は承認の生き物だから、やっぱり落ち込んでしまうとは思う。

それでも、ここまで落ち込んだりはしないんじゃないかな。

というのは、落ち込みの半分は、「不安」からきているのだと思う。
「このままでいいのだろうか?」
という不安。

もし、潤沢な資金があるとしたら、
「YouTubeは道楽だし・・・。
趣味なんだから、収益は考えなくてもいいしねw」
と言って、YouTube「モシシャナGO」チャンネルのような気楽さで
直家GO節を炸裂させられると思う。

今は、そういう状況じゃないから
「ご視聴者様が内容に付いてこれるか」を
とても気にしながらの放送をしている。

「自分の言っていることは事実・真実への探求であって、
そういう考察であり、
今はついてこれない人がいても、
時間が経てば必ず、自分の言っていることが事実だったと判明する。
今は理解できない人が一定数いるとしても、
半分以上の方が理解してくださるのならば、
日本にとって、世界にとって必要なことを発信しているのだから、
この発信は価値がある! どんどん発信すべきだ!」

そういう心意気で直家さんには情報発信をしてほしいが、
どうしても「俺は家族の大黒柱だ!」という責任感の板挟みになっている。


今日の落ち込みの原因は、根本を探ると、
承認欲求と平岡家の収入の問題。

それじゃあ、嫁がやってやろうじゃないの!!


嫁は体が弱くて会社員にはなれないけれど、
3日連続で起きていて1週間使い物にならないような、
そういう生活でならば活躍できる。
もしくは、午前中はガッツリ仕事をして、午後は使い物にならず、
夕方ごろから翌午前中までガッツリ仕事をして、
翌日・翌々日は布団から起きてこられない、
とか、そういう働き方(生活)ならできる。
(早い話が、嫁は24時間単位の生活ができないんですよ。
そして、自然放置では、いつ働ける状態になるかが分からないのです。
だから人前に出るためには、
1週間以上前から細心の注意を払って生活するのです!)

オフ会等々で、人前に恥ずかしくない状態で出る際には、
1週間以上前から、きっちり調整していないといけないが、
使い物にならない時間が許されるなら、
自宅でガッツリ稼ごうじゃないの!!

だって、そんなもの、自分で全部やろうとするから大変なだけで、
システムを動かして、信頼できる人を雇えば、
判断が必要な時だけ叩き起こしてもらえばいいだけなんだから。


結婚してこの2年間、嫁は幸せを満喫した。
誰も教えてくれなかったけど、
「家庭を持つ」
って、こんなに良いものかと思った。

自分が結婚するまでは、
何気なく旦那とゴロゴロしながらまったり過ごしたりすることに
価値なんて感じなかった。
一人で食事しても、誰かと食事しても、
ご飯の味は変わらないと思っていた。

でも、結婚したら、
安心して旦那と一緒に過ごすことがこんなに幸せに感じた。
食事も、一人で食べるご飯と一緒に食べるご飯では
全然、おいしさが違う。

結婚して、一緒に時間を過ごして、
一緒にいられることの幸せを十分に感じた。


今なら、家庭の幸せと、仕事のバランスが取れると思う。


人はお金の使い方にその人の価値が現れるという。

GDP三面等価の原則。
「誰かが使ったお金は誰かの収入になって、
それは誰かが生み出した付加価値」という意味。

和多志が直家さんを助けるためにお金を稼いで、
直家さんに安心してもらって、
そして、そのお金を使えば、誰かの収入が増える。


やってやろうじゃないの!!








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