話を聞かない男、地図が読めない女

まあ、こういう話は往々にしてありますね。

ちなみに私は、地図が読めないというよりも、
「車の運転に慣れていない女」
に該当します。
地図は、Google先生にお聞きすれば、
結構親切に教えてくれますので。


ところで、「話を聞かない男(場合により女)」というのは、
かなりの高確率でたいていのご家庭でこういうことがあり、
良いご家庭ほど、これをどうやって2人で乗り越えるか、
ということに労力を注いでいるのではないでしょうか?


結婚してみて感じたのですが、
やはり直家さんは夢追い人です。
その点、和多志は、どうしても目の前の事が気になります。
お食事や毎日のスケジュールやお掃除等々・・・。

つまり無意識にランク付けしている優先順位が違うのです。
優先順位が違うのだから、お互いに
「なんでそうなるの!?」
と言うことになります。

相手が何を考えているか分からないから、イライラします。
だけど、相手は「わかっている」と感じていることが多いのです。
もちろん、これは逆も真なり、です。

結局は、コミュニケーションが大切、と言うことになるのですが、
直家さんは起きている時間はいつでも放送のことを考えています。
それ以外のことは何も考えていない、
と言っても過言ではないかもしれません。

と言うことは、直家さんが起きている時間に
「話があるんだけど」
といくら和多志が言ったところで、
直家さんにとっては、その瞬間の優先順位1位にはなりにくいのです。
つまり、直家さんが起きている時間帯だと、
直家さんは「早く話を切り上げたい」と思いながら
和多志の話を聞くことになります。
それでは「話をしている」とは言えません。


そこで、和多志は、どうしてもしたい相談や決めないといけないことがある時は、
朝、直家さんが本来起きる時間の1時間程度前に
「話を聞いてほしい」
と言って起こします。
そうすれば、必ず話を聞いてくれます。

この時間帯なら、家庭のことを優先順位1位として考えてくれるからです。


また、軽いことであれば、仮眠から起きる少し前に
直家さんに話すこともあります。
寝起き直前ということで、
意外な本音を引き出せることがあります。
「えーっ、そうだったの!?」という感じです。


いずれにせよ、お互い様ですが、
「一緒に暮らしているからわかっているはず」のつもりで
「わかっていない」「わかってもらえていない」から、
「なんだかなぁ・・・」
というモヤモヤした気持ちになってしまうんですよね。

「きちんと話をしてみる」という事がとても大切だ
と感じたのでした。







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