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愛玩動物看護師になって、あなたは何をする?

愛玩動物看護師国家資格も終わり、3/17の合格発表を待つ。
国家資格試験に携わった、たくさんの関係者の皆様に感謝を申し上げます。

さてさて、愛玩動物看護師の資格を取得してもメリットがないと嘆いている人が少々見受けられるそうで。
諸費用を考慮して今回は様子を見た方々もいたそうで。
確かに予備試験、本試験の試験費用、地方に住んでいるなら渡航宿泊費、また合格後も登録手数料、登録免許税、診断書のための受診など諸々の費用が発生する。
動物看護師の平均月収からは高額な印象である。
人によって若干変動しますが、私がこの試験で発生した費用(する費用)を参考までに記載します。

予備試験指定講習費 ¥16,000
予備試験受験手数料 ¥14,000
本試験受験手数料  ¥27,200
渡航宿泊費(予備試験、本試験)約¥80,000
登録免許税 ¥9,000
登録手数料 ¥5,000
その他諸費用(参考書など)+α

計 約¥150,000

取得後は手当や基本給が上がると思うが、回収に1年半程度かかりそう。
働き方が変わらない人には受験しない選択肢が合理的にも思える。

資格取得が目的となっていないか?

国家資格取得が目的になると、上記の発生する金額が高額に見えてくる。
国家資格取得を手段とし、今から何をするかがとても重要。
今から始まるのだ。
仕事の幅が広がり、活躍できる場面が増えるとやりがいは増えるだろう。
飼い主さんへ飼育指導や、行政や個人での活動もやりやすくなる。

そもそも愛玩動物看護師の仕事内容が世に知られていない。
えっ!国家資格じゃなかったの?今まで採血できなかったの?
などと飼い主さんから言われることがある。
位置付けとして動物に詳しい人と、飼い主さんとさほど区別がなかったが、
完全にプロフェッショナルになるのだ。

あとは業界が愛玩動物看護師をどう扱っていくのか。
お手伝いさんとしか扱わないのか、
獣医師と並んで業界を盛り上げていくのか。
もっともっと愛玩動物看護師がでしゃばって
業界を盛り上げていけると思うとワクワクする。

そのためには経験を重ねることが必要で、
そのためには続けることが大切。

そのための支援ができるように私は邁進するのです。

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