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先輩がいなくて不安でしたという甘え

6月も終わりに向かい、去年入社した人たちは、新人教育という枠からは外れた人がほとんどだろう。
その人たちは去年よりも確然とできることが増えている。
『1年目(入社の年)はやわらかく指導していたが、今年から(2年目から)は厳しくいくからね』
そこには先輩の愛があり、成長をもっとして欲しいという想いがある。

手を離すけど、目を離さない

徐々に手を離していき、自立をさせていく。
その自立していく途中で
『先輩が近くにいなくて不安でした』と言う。
何かあった時にフォローしてくれる安心はあったほうがいい。
なんで先輩がいなくて不安だったのか?その不安はどこからか?
不安は不明からくる。
そのわからないことが解決すれば大丈夫と言うわけではなく、なんとなく自信がないのだ。
本人が納得するまで落とし込むことが先輩の役目でもあり、指導を受ける側の使命である。

なんでなんで攻撃

本人が納得するには指導で一番大切にしているのは振り返りだ。
俗に言うフィードバック。
なんであの時こうしたの?
なんであの時こうしたと思う?
なんで?なんで?なんで?
一見嫌な質問であるが、それに応えさせることで自分と向き合い、問題にも向き合うことが可能となる。
その向き合いに納得すれば自信につながり、先輩がいなくても不安になることはなくなる。
成長するということはその繰り返し。

環境によって、成長曲線は変化する。
その環境を整える人が会社には絶対に必要なのです。

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