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いじめはだめ

(2020年7月7日投稿)

この頃いくつかの新聞社やメディアは、悩める未成年を応援するチャンネルを設けていて、たまに見る。

恋愛とか進路の話は、まあなるようになるさ、くらいにしか思わないんだけど、いじめについてはとても胸が痛む。

ツイッターで目に入った、ジャンポケ斉藤さんの記事。

まあひどい話で、記事の末にある動画では文字にされなかったことも言ってたりするんだけど。

流れてきたツイートはこの記事を紹介する形だったんだけど、それへのリプライ欄を見て、うわあ…って思ったの。

ざっくり言うと、"そのいじめたやつらが晒されて地獄を見ればいい、罰を受けるべきだ"みたいなムード。(この感じは昨今のネットリンチに通じるものがある)

それは本当に見当違いで、同じ構図を生むことになるのよ。

下手こいた"叩き得る人"を叩くのが気持ちいいんだとしたら、その精神状態を見直すべきであって、

あるべき態度は、自分や愛する人はそうならないようにしなきゃ、と戒めることなはずだよ。

人の振り見て〜とはよく言うけど、誰かを非難しようとするときには、自分のことをかえりみなきゃいけない。

それを踏まえてなお、本当に伝えたいと思う人には苦言を呈すんだ。

と、なんだか説教臭くなってしまったけども、俺はこういったことに対しては常に怒っているし悲しい。


学生の頃の自分は、ひょうひょうと、なんとなくクラスの人気者、みたいなものだった(と思っている)。

男女、先生問わずフレンドリーで、サッカー好きで、学級委員とかやるような、そんな感じ。

鈍感なだけかもしれないけど、嫌なやつは基本的にはいなかった。だから基本的にはずっと楽しくやれていた。

それでも、たまに嫌がらせをされたことをひどく覚えている。

小3、同じマンションに住む男子と帰り道一緒になると毎度、先に降りるそいつがエレベーターのボタンを閉めずに延々と嫌がらせをしてきたこと、

中2、2人組の女子に都度「ナルシスト」だの「キモっ」だの冷たい目で言われたこと。

今こうして書いてみると、忘れてた辛さがよみがえってきて涙が出てくる。

まあ今となってはそれらは笑い話みたいなもんで、いじめなんて程ではないし、俺がか弱すぎるのかもしれない。(か弱すぎるとしたら、ひたすら愛だけをくれた家族に育ったからであって、感謝している)


けれど、やっぱりこうして傷は深いのだ。

例えば仲間内でのギクシャクとかはシンプルに糧になってるけど、理不尽な嫌がらせは、傷でしかない、ということだ。

俺だっていじめられた側の気持ちがわかるんだ、という自慢をしたいわけではない。

俺だって誰かに嫌な思いをさせてたのかも、と思うとなんとも言えない。

ただ一瞬頭によぎった、いじめみたいなもんは痛みを知って優しくなるための必要悪だ、みたいな話は時代遅れでしかない。そうして痛みを与えるバカを育てて見ないフリしてきた結果が今だろう?


大人になれば、そこから逃げる方法が見つかりやすいけど、学校にいる時期は難しかったりする。

嫌な目にあってる子どもがいるのは悲しい。

甥っ子や姪っ子たちが嫌な目に合ってるとしたら、遊びに連れ出したりしてどうにかしたい。

それらは大人の責任。大人がかっこよかったら、子どもたちは卑屈なことしないと思う。

とにかく、いじめはだめだ。でも子どもたちは悪くない。育てる大人、社会に責任がある。いい大人になりたい。

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Naybe(ネイビー) 1990年生まれ 埼玉県所沢市出身 早稲田大学卒業 Rock musician in Tokyo 音楽とは極めて個人的な波長であり、人や社会との関わり方であると考え、共鳴し合える仲間との出会いを求めている。 https://www.naybe.tokyo/