戦略的就活のススメ
7月14日にVisions Lounge で行われた
"One Step" というイベントに登壇した際に話した
「戦略的就活のススメ」というテーマで、
その時考えてたことや、実際にしたアクションを書いていきます。
3回生(去年)の夏、週4日部活をしながら、
サマーインターン(就活)を行うという一見不利な状況の中、
どのように就活を進めていったか。
シンプルに、「戦略を立てないとヤバい」と考えました。
どんな戦略を立てたか?
「就活を1人でしない」
このことを、就活を始めるときに決めました。
それを名付けて、"戦略的就活"と呼んでいます。
「戦略とは何か?」
「戦略の本質とは、何をしないかを決めることである」
By マイケル・ポーター
僕は就活をやる上で、「1人で就活をすること」をやめました。
つまり、「周りを活かす視点」を持ちました。
(「周りに流される」こととは、少しニュアンスは違います。)
具体的にどういうことか説明します。
(今の状態によってとるべき最適なアクションは異なります)
①『道具を選ぶ』
「どんな企業があるかを調べる前に、
どんな就活サービスがあるかを先に調べる」
(数年前は、リクナビぐらいしかなかったと聞きます)
まず、どんな企業があるかを調べる前に、
どんな就活サービスがあるかを調べる。
そして、その就活サービスの強み・弱みを調べ、
組み合わせた上で、どう利用していくかを決める。
②「時間がない」⇨「横のつながりを作る」
自分は夏に部活があり、
土日ぐらいしかインターンはいけなかったので、
「夏休みが6~7週あるので、いけて4~5社ぐらいかな」
と考えていました。
となると、"1人でみれる企業数は限界がある。"
そこで、やった行動が、
「横のつながりを作る」
(横の繋がり=就活生の繋がり)
では、どんな横のつながりを作ったか?
・自分と価値観が合う人
・こいつ面白いなと思う人
・なんか話してて面白い人
がおすすめです。
そして、そうした横の繋がりが10名おり、
その10名が5社経験したとすれば、
50社分(10名×5社)の企業の見方を得ることができます。
③「インプットしたい・視野を広げたい」⇨「社会人に聞きまくる」
就活の構造上、「社会人から学生」に何をしたいか聞かれることが多いです。
でも、視野を広げたいと思っているのであれば、
その状況だけだと少し微妙です。
そこでできるアクションは、【社会人に聞くこと】です。
面接で聞かれるように、逆に社会人に対して、
「なぜその会社に決めたのですか?」
「会社に入って、今どのようなことを成し遂げようと思っているのですか?」
「今、思っている課題は何ですか?」
などなどと聞きまくる。
こういったことをがっつりと熱く話してくれる
社会人とどれだけ会えるかを就活の1つの目標にしてみても
良いかもしれません。
こうした話の中に、就活のヒントがたくさん詰まっています。
④「自己分析わからない」⇨「できる人に頼む」
多くの就活生にありがちだと思うのですが、
自己分析を一人でやろうとすることは、正直難しいと思います。
さらに、自分が思う自分の強み弱みよりも、
人からみた強み弱みの方が重要です。
先の見えないことに時間をかけるのであれば、
エキスパート(=自分よりもできる人)にやってもらうのが早いし、
的確に見つけてもらえる可能性が高まります。
「戦略的就活」の具体的なアクションについて
いくつか書きました。
「就活を1人でしない」=「周りをうまく使う」
という観点を持つことで、
今抱えている課題に対する様々なアプローチ方法を考えることができます。
「周りを使う」という発想が、
うまく就活を進めていく大きな手助けになります。
色々書いていきましたが、
一番大事にしてほしいのは、
「自分の哲学を持つこと」
・就活を自分にとってどのような機会と捉えるのか?
・そもそも就活する理由は何か?
「視野を広げる」
「インプット」
etc....
ここは正直何でもいいと思っていますが、
これだけは譲れないという哲学を持ってください。
なにをするにせよ
"意思決定の軸"と"ゴール"(=撤退ライン)は先に決めておかないといけない。
そんなことを考えながら、
1つ1つの機会を有効活用してもらえれば嬉しいです。
今回はここまでです。
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