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恥ずかしがり屋な私の葛藤


私は自分のことが嫌いだ。なぜなら、男性なのに極端な恥ずかしがり屋だからだ。

会社の同僚たちは、平然と下ネタを言い合っていた。それに比べて、私は下ネタになると急に無口になってしまう。そして会話に加われずにいつも浮いた存在だ。

ところが、性欲だけはオカシイくらい強い。女性の胸やお尻に目がいってしまい、下着の柄まで妄想してしまう。下着のラインなんかが浮いていたら興奮の絶頂だ。

ある日のこと、部下の女性たちが恥ずかしがり屋の私を明らかに挑発するような素振りをみせてきた。ふざけた感じだったけど、夢に私が出てきてセクハラされたとか言いがかりをつけて、からかってきたのだ。

彼女たちはコミュニケーションのつもりで私の反応を楽しんだのかもしれないが、私は内心を見透かされてるかと思って笑えなかった。私は、頭が真っ白になり、無言で逃げるようにその場を立ち去った。

部下の前で情けない姿をみせてしまった。あの時の恥ずかしさは今でも忘れられない。もっと堂々としていたい、自分を解放したいと思う。でも、どうすればいいのかわからない。

会社では、簡単にキャラクターを変えることはできないが、自分の本性を隠そうとするからこうなるのだ。でも、自分に素直に行動すると本当にセクハラしそうで怖い(笑)

同じように悩む仲間はたくさんいるはずだ。私の経験を話すことで、誰かの心の支えになれるかもしれない。そう考えると、ためらわず自分の弱みを赤裸々に書いてみようと思う。

そして、いつかは自分にも堂々とした一面が現れることを願っている。

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