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2024年に選んだ手帳・その後

(一部プロモーションを含みます)

みなさん、こんにちは。
こちらでは昨年末に選定した手帳の活用状況など書き残していきたいと思います。

はじめに

前回書いたエントリは以下になります。

年末で出した結論は、

少し大きめの手帳を使っているので、もう少し機動性を上げたいという目的のもと、A6サイズの手帳を選定しました。

実際に使ってみて

実際使ってみたのですが、結論サイズは変更することになりそうです・・・

想像して選定するのと、実際に使ってみるのでは大きな隔たりがあります。この経緯についてを書いてみます。

サイズが小さい=コンパクトではない

大きさを小さくすることで機動性を上げられると思いましたが、それ以前に書き込みスペースが小さくなったことによるストレスが大きくなった気がしました・・・。

昨年から使っているのが1日1ページの仕様で、今回もそれは同じ。ということは使っているページ数は同じ程度で厚さは大して変わりません。それはコンパクトに収まるという訳ではないということでした。

サイズは半分。情報量は半分以下?

その反面、情報量は半分以下になると感じました。A5→A6サイズは大きさが約半分の大きさになりますので、現状のルーティンで行っている一日のサマリーをまとめるには、かなり意識して内容をまとめるか、字を小さく書く必要があります。こうした仕様の変更はなかなか難しいことを痛感しました。

言い換えると、扱い慣れたサイズで情報をまとめておくことが大事であると思いました。また情報は単に書き記すだけではなく、必要な時に容易に見つかるようにしなければ活用できない。これは1冊のノートに物事すべてを書き記しても、必要な情報を探すのが困難という課題も浮き彫りにしました。書き記すことで忘れることが減らせても、それを自分の中に刷り込ませて自分のものにするためにはそれなりに見返すなど必要になります。

当たり前の話かもしれないですが、必要な時に瞬時に見つけ出すことができるのはすごく大事なこと。いざ必要な時に準備していた物が出てこなければ、意味がないわけです。これはすごくもったいないこと。情報を書き出して、一つにまとめて、いつでも見返せるようにする(しかも容易に)。この仕組みを自分の中で作らねばならないことを痛感しました。

視座を上げるために視点を変える

私はこれまで1日1ページの綴じ手帳を使っていました。これは日々の積み重ねが将来の目的に向かう一歩と捉えると、自己高揚感を高める意味でも良いと思いました。この考え自体は変わらないのですが、これを1日1ページでなくても良いのでは?と思うようになりました。

1日1ページの視点を1週間・1ヶ月の視点に変える。こうすることで、物事をもう少し大きく捉えることができる気がしました。1つの目的であればよいのですが、これが複数の目標が出てくるとどうでしょう。1週間で◯◯、1ヶ月で〇〇という計画を立てて、日々のタスクを突破するという形の方がしっくり来るのかな?と思い始めたのです。

これは役割やゴールによって解釈が変わることなのかもしれません。どの手法もきっと正しいのだけれども、マルチチャネルで動く現代人にとっては、複数のプロジェクトをこなすケースも多い。そうした場合はそれに合わせた目標管理の手法があるのだろう、と思ったのです。

改善のアプローチ

ではどうしたら良いのか?それを考えた時に出たのは「システム手帳に情報を整理してまとめる」という結論でした。バインダーに用紙を挟んで必要な情報をストックするイメージです。

綴じ手帳は毎年新しいものに書き換えを行って情報の取捨選択をしていきましたが、システム手帳であれば、1ページ単位で内容を差し替えることができます。カスタマイズ性が高いので、不要なものを削ぎ落とし、必要な情報を貯めるには都合が良いと考えました。

私はこれまでシステム手帳を使うことはありませんでした。むしろ情報を整理するのが大変なので、1冊のノートや手帳に情報を書く方がヌケモレがなくなると思っていたくらいです。意外な結論に自分も驚きです。

デジタルが盛んな中での情報整理

周りを見渡すと、様々なデジタルツールを使って情報整理していることも再認識させられます。スケジュールやドキュメントはGoogleカレンダーやGoogleドキュメント。DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージ、EvernoteやNotionを使ったコラボレーションツールなど、デジタルのツールはとても便利なものが多いです。

自分で手を動かして情報を整理するという点においても、デジタルもアナログも同じような気がしますが、紙にアウトプットしたものを束ねるという行動は自分の感覚に刻まれるような気がします。感覚なので、人それぞれ解釈が違うかもしれませんが・・・まずは自分自身で手帳をレイアウトして情報を整理して、一冊のシステム手帳と雑記を残すノートの組み合わせで頑張ってみようと思っています。

改善のための道具など

ちなみに今回購入したシステム手帳は以下です。決め手としては180°手帳が開き、容量もそれなりに収まるということ。情報を整理するという点ではあシステム手帳を開いて書く機会は多くないかもしれないけれど、きちんと開いて書きやすいと思われるものを選んでいます。

情報管理という観点で見た時に、以下の本もすごく参考になります。先人たちの知恵は改めて偉大であると感じる次第です。

さいごに

頭の中にあるから大丈夫、そう思う面もありますが、実際可視化することで改めて見えてくるものってあると思います。そして実際に使ってみたり、書き上げてから考えることで、得られた感覚があるのも事実です。

可視化するためのツールは様々ですが、色々使うことで自分にフィットするもの、そうでないものの判断もできていくと思います。すぐに答えが出るものではないかもしれませんが、引き続き試行錯誤していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。