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Hasselblad X1DII 50C 購入しました

みなさん、こんにちは。Hasselblad X1D II-50cを購入しました。この記事では、購入までに至った経緯などを書き残しておこうと思います。

Hasselblad X1D II 50cってなに?

Hasselblad(ハッセルブラッド)社が作ったミラーレス一眼カメラです。詳しいスペックはハッセルブラッド社のウェブサイトにも記載がありますので、こちらを見ていただくとわかりやすいかなと思います。

Hasselblad X1DII 50cの特徴について

ここでは簡単ではありますが、特徴を書き記します。まずミラーレス一眼カメラの要となるセンサーが一般的なAPS-Cサイズやフルサイズを超える大型センサー(43.8×32.9 mmの5,000万画素CMOS)を搭載しています。撮影画像は16Bit RAWで保存され、一般的なデジタル一眼レフ画像よりもダイナミックレンジの広い画像をキャプチャすることが可能です。

ハッセルブラッドは伝統的に6×6サイズの中判カメラを作ってきたカメラメーカーとして有名で、スクエア写真の原点にもなっています。50年以上前に作られた500C/Mなんかが有名ですね。1962年には同社のカメラが月に輸送され、地球を撮影したことが今もなお伝説として語り継がれています。

Hasselblad X1D II 50cを購入しようと思った理由

私は複数のデジタル一眼レフを持っています。APS-CサイズのSony α6000、フルサイズではSony α7、中判カメラはHasselbladが3台。自分が持っているHasselbladに取り付けられるデジタルバックも持っています。これらのカメラを使う用途に合わせてチョイスして使っていました。

具体的なイメージで書くとするならば、望遠を撮る場合であれば、α6000と望遠レンズ(APS-Cサイズのおかげで望遠側にシフトさせやすい)、風景、ポートレート系であればα7(フルサイズを生かした高画質を狙いやすい)という感じです。

この中で中判カメラ+デジタルバックという選択もなくはないのですが、大きく重たい、そしてしっかりした写真を撮影するためには三脚やストロボの準備が必要になることで、使いたくてもなかなか使う気持ちが出てこなく、防湿庫に入ったままになってしまっておりました。。

そんな中でハッセルブラッドは新しいタイプのカメラシステムを提唱し始めました。それがXシリーズです。ミラーレスで軽量、CMOSセンサーを搭載した高感度特性の改善など、これまでの中判カメラにはなかなか無かった要素を盛り込んで一般の人でもかなり扱いやすいシステムが登場したのです。

今使っているカメラも購入してからだいぶ月日が経っていて、買い替えをしたいなと思ってはいたものの、買い替えをしたところで自分が撮影する画像が劇的に変化するのか?と問うと、正直劇的な変化を感じにくいのでは?と思う自分がいました。

そこで、自分の持つシステム外のツールを使うことで、自身の写真の表現幅が大きく変わるのではないか、そう思うようになり購入に至りました。

Hasselblad X1DII 50c ファーストショット

まだ購入したばかりなので、作例などお見せできるものもないのですが、とりあえず撮影したカットを一枚アップします。

ジョブ_0009

Camera: Hasselblad X1DII 50c Lens: XCD 3.5 / 45mm 
Develop: Phocus v3.4.8

原宿にあります東郷神社に初詣に行きました。その時に写したカットがこちらになります。RAWでキャプチャした画像をPhocusにインポートし、JPEG高速プレビューを書き出した画像になります。この日は快晴で、雲ひとつない清々しい一日でした。

次回以降も機会があれば、他のカメラの違いなどを交えながら製品の紹介&作例のお披露目などできればいいなと思っています。

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買ってよかったもの

大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。