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【日記】駆け込み寺としての予防運動の場

本日は年に数回きていただいている方が来店されました。

外反母趾が痛く病院に行ったら医師からは、「良くはならないから、悪化しますからいつでも手術しますよ。」と言われ、生活で注意すべきことなどあれば教えて欲しいと伝えると、「自分は外科なのでそういう予防的なことは知りませんので、他になければお帰りください。」と言われたそうです。

ショックだったそうです。

突き放された感じがしたと。態度も横柄だったそうです。忙しいのは分かるけど、手術以外の説明はなし。予防すべきこと注意点もないと、、、。そこではおそらくリハビリテーションのスタッフは保存療法としては信頼されていないか、そもそもないんでしょうね。

その方は数年来どこに行っても治らなかった腰痛が脚長差が原因ということを数年前に僕が見つけた方です。それ以来腰痛がないので、色々と信頼して頂き困ったことが何かあると時々来ていただけています。

今回も、医師の対応にがっかりしてストレスと不安で寝れない感じもあり来店されました。今回も外反母趾のメカニズムと原因を説明し、運動療法と靴の選定などの助言をしました。

「困った時にはここがあるから安心です。」

そう言っていただけるとがとても光栄です。と同時に、世の中には、医師にから突き放されて行き場のないまま不安な日常を過ごしている方が多いのだろうと考えると残念です。手術になるまで放って置かれている状態ということです。

運動療法や保存療法はとても効果があります。原因をしっかりと見定めるアセスメントがあれば、治るものは治りますし、1度で良くなります。腰痛に関してこの方も1回しか見ていません。それでも再発はしていません。それは原因を見つけているからです。

再発防止が出来ることが、僕は本当の完治、治療だと思っています。

治らずに外来に通い続けるという方も多くいますが、そのような方には、二通りあります。

一つは原因がわからないので、永遠と対症療法をしている方。
もう一つは、治らない疾患であって、コンディショニングとしてフォローをしている方。

コンディショニングは僕も必要だと思っています。特に年齢的に変形があるなど、器質的な修正が難しい場合は、一生コンディショニングが必要です。

しかし、治るものを原因を追求しないで、対症療法でずっと通わせているとしたらそれはとても悲しいことです。

僕のところではアセスメントして原因を追求するところにプライドと使命感を持っています。通われる回数は少ないですが、いつも困った時の相談の場として認識していただけていることは本当に嬉しいことです。

そんな場所がもっと全国にあればいいのになと思っています。これからは、今までやったことはないのですが、弟子という研修制度を作って、同じようにアセスメントをしっかりとして、原因を取り除くけるセラピストと相談できる場を暖簾分けして増やしていきたいと思います。

来年春くらいにはスタートできたら嬉しいなと。本当に必要な場であり技術です。予防運動の啓蒙と同時に、相談に行ける場も一緒に作っていきます。

興味がある方は、ぜひこのブログや関連のHPなどをチェックしていて下さい。僕のまとめたコンテンツであるファンクショナルローラーピラティスとバランスロッカーは、提供技術としては必須だと思っています。そして予防運動の考え方は、予防運動研究会で学んでください。

我こそは挑戦するぞ!という方、待っていて下さいね。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。